メトロリンク計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/07 08:01 UTC 版)
「メトロリンク (ダブリン)」の記事における「メトロリンク計画」の解説
2018年3月22日、国家交通局は、旧メトロ・ノース(現在のメトロリンク)の修正計画を発表した。推定30億ユーロの費用をかけて、元々のエスチュアリー - セント・スティーブンス・グリーン路線からさらに南下してサンディフォードまで延長し、チャールモントから最終目的地であるサンディフォードまでのルアスのグリーンラインの線路を吸収することが提案された。2027年の開業を予定しており、既存の「メトロ・ノース」と「メトロ・サウス」を合体させたものとなっている。これらの計画通りに完成すれば、ルアスのグリーンラインはサンディフォードとチャールモントの間で停止し、地下鉄路線に置き換わることになる。これには、グリーンラインが不定期間閉鎖される可能性があることや、沿線の歩行者や自転車の通行性の問題などについて反対の声が上がった。その結果、2019年3月に修正された計画が公表され、メトロリンクは2段階に分けて敷設されることになり、第1段階ではグリーンラインの改良は行われないことになった。グリーンラインの拡張は、ソーズからチャールモントまでの地下鉄路線が運行開始した後に第二段階として行われる予定である。 メトロリンクについては、2019年第3四半期に計画許可が求められることになっていた。2018年5月21日には公開協議が終了した。 改定されたメトロリンク計画は、2027年の開通が提案されている。2019年12月、試掘削が開始された。カナダのエンジニアリングコンサルタント会社のSNC・Lavalinは、2020年3月にアイルランド交通インフラストラクチャー社から同プロジェクトのオペレーションアドバイザーに任命された。
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