メタリカからの脱退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 02:15 UTC 版)
「ジェイソン・ニューステッド」の記事における「メタリカからの脱退」の解説
新たなレコーディングのためにスタジオに入る計画が持ち上がっていた2001年1月17日、ニューステッドは脱退声明を発表した。それによると、脱退は「私的で個人的な理由が色々重なったものであり、また、自分が愛した音楽を長年演奏して来た結果生じた肉体的なダメージもあった」とされた。プレイボーイ誌がメタリカをインタビューした際に、ニューステッドはエコーブレインでアルバムを出したいという意向を示したが、ヘットフィールドはそれに反対して「もしメンバーの誰かがサイド・プロジェクトを始めたら、その分メタリカの力は奪われる事になる」と述べた。これに反論してニューステッドが、ヘットフィールドによるメタリカ以外の音楽活動に言及すると、ヘットフィールドは「そうしたレコードについて自分は名前を載せてないし、売ろうともしてない」と言い返し、「(ニューステッドのサイド・プロジェクトは)いつまでやるんだ?ツアーもするのか?シャツも作って売るのか?あいつ(ニューステッド)のバンドなのか?」と多くの問いかけを重ねた。 ニューステッドは、メタリカ脱退を全く後悔していないとして、次のように述べている。「正直言って、10億%、メタリカ脱退を後悔した事はないさ。脱退はみんなにとって正しい選択だった。仲間達にとって、絶対的に正しい選択だったんだ。誰に対しても、メタリカに戻りたいとか、それに類する事は、ただの一度も言ってない。心はもう決まってるんだ。脱退は簡単な事じゃなかったけど、そうしなきゃならなかった。実際に引き金を引く前に、随分と考え抜いたから、もう後ろは振り返らない。過去は過去だ」
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