メキシコプレーリードッグとは? わかりやすく解説

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メキシコプレーリードッグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/11 01:13 UTC 版)

メキシコプレーリードッグ
メキシコプレーリードッグ Cynomys mexicanus
保全状況評価
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ネズミ目(齧歯目) Rodentia
亜目 : リス亜目 Sciuromorpha
: リス科 Sciuridae
亜科 : ジリス亜科 Xerinae
: マーモット族 Marmotini
: プレーリードッグ属 Cynomys
: メキシコプレーリードッグ
Cynomys mexicanus
学名
Cynomys mexicanus
Merriam1892
和名
メキシコプレーリードッグ
英名
Mexican prairie dog

メキシコプレーリードッグCynomys mexicanus)は、リス科プレーリードッグ属に分類される齧歯類[1]

分布

種小名 mexicanus は「メキシコの」の意で、和名や英名と同義。

メキシコ(コアウイラ州サカテカス州サン・ルイス・ポトシ州ヌエボ・レオン州[2]固有種

形態

頭胴長28-35センチメートル[2]。尾長8.2-10cm[2]体重900-1400グラム[2]。背面は灰褐色の体毛で覆われる。尾の先端は黒い体毛で覆われる[2]

生態

標高1,600-2,200mの半砂漠に点在する草原に生息する[2]。地中に穴を掘って生活し、巣穴の入り口に大量に土を盛り上げる(マウンド)[2]。冬眠はしない[2]

食性は植物食で、などを食べる。

繁殖形態は胎生。授乳期間は41-50日[2]

人間との関係

牧草地に穴を掘ることから害獣とみなされることもある。

害獣としての駆除などにより生息数は激減している。

関連項目

脚注

  1. ^ 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科5 小型草食獣』、平凡社1986年、154頁。
  2. ^ a b c d e f g h i 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社2000年、161-162頁。

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