ミンククジラは海のゴキブリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/13 01:06 UTC 版)
「小松正之」の記事における「ミンククジラは海のゴキブリ」の解説
"I believe the minke whale is the cockroach of the ocean.""Because there are too many. The speed of swimming is so quick." — Japan : The Catch - Foreign Correspondent - ABC (「ミンククジラは海のゴキブリだと私は信じている」「なぜならミンククジラはとても多い。泳ぐ速度も(シロナガスクジラなど他の大型鯨に比べて)とても速いからだ」) 小松は2001年に、オーストラリア放送協会(ABC)のインタビューにおいて、ミンククジラを「海のゴキブリ」と喩えた。小松によれば、その内容は、(シロナガスクジラなど大型鯨に比べ、)多量に生息し繁殖力が強いミンククジラを、地球に多数存在し繁殖力が強いゴキブリに例えて、「海のゴキブリ」と呼んだところ、例えが悪かったのか、豪などの反捕鯨国に大きく攻撃された〔ママ〕と、2004年に回顧した。また、小松はこの件に関し、自身のコメントは的を射たもので、この発言で世界中(の人々)にミンククジラが豊富に存在する生物だという正しい情報が定着してよかった、とも述べた。その後、2010年に改めて、豪ABCテレビが、ミンククジラは海のゴキブリかと尋ね、小松はそうだという主旨を返答した。 New Scientistによれば日本の水産省 ("Japanese fisheries ministry") は後に小松のこの発言を拒絶した。The Economistによれば、日本の当局者らがこの発言を矮小化しようとしたにも関わらず、この発言は2001年に捕鯨論争を激化させた。 「捕鯨問題」も参照
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