ミレニアム(みれにあむ)
西暦2000年は、20世紀最後の年としてだけでなく、1000年に一度の切りのいい年としても意味をもっている。本来、ミレニアムとは「千年紀」を指す言葉であるが、最近になってこの用法が広く普及した。
ミレニアムは、もともとキリスト教で使われていた言葉であり、キリストが地上に再臨してメシア(救世主)王国を建設して統治するという「至福千年」のことを指している。現在でも、キリスト教文化圏では、1000年を一区切りとする習慣が残っている。
日本国内でも、政府が進めているミレニアム・プロジェクトなど2000年を記念する事業や行事が企画された。ただし、これらの大部分は、その宗教的意味合いが失われている。
価格を2000円に設定したミレニアムグッズを販売したり、2000年に生まれた赤ちゃんをミレニアムベビーと呼んだり、その他2000という数字にちなむさまざまな現象が流行した。
(2000.01.01更新)
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