ミュージック・フォー・ザ・マスィズとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ミュージック・フォー・ザ・マスィズの意味・解説 

ミュージック・フォー・ザ・マスィズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/11 23:31 UTC 版)

ミュージック・フォー・ザ・マスィズ
デペッシュ・モードスタジオ・アルバム
リリース
録音 1987年
ジャンル オルタナティヴ・ロックエレクトロニック
時間
レーベル ミュート
プロデュース デペッシュ・モード、デヴィッド・バスコム
デペッシュ・モード アルバム 年表
ブラック・セレブレーション
(1986年)
ミュージック・フォー・ザ・マスィズ
(1987年)
ヴァイオレーター
(1990年)
テンプレートを表示

ミュージック・フォー・ザ・マスィズ』 (Music for the Masses)はイギリスの音楽グループ、デペッシュ・モードの6枚目のスタジオ・アルバム。1987年9月28日発売。

制作

これまで全てのアルバムの制作に携わってきたダニエル・ミラーが、前作『ブラック・セレブレーション』での製作過程において生じたメンバー間の緊張状態から距離を置くため、初めてバンドのアルバムプロデュース業から離れ、ティアーズ・フォー・フィアーズピーター・ゲイブリエルの作品のレコーディング・エンジニアとして知られるデヴィッド・バスコムが共同プロデューサーに就き[1]、ダニエル・ミラーはプロデュースの補助や助言を行った。

アルバムのレコーディング作業は1987年の2月から7月まで、パリのStudio Guillaume TellとロンドンのKonk Studioで行われた。

概要

本作から初めてデジタル録音が採用された。オーケストレーションを効果的に用いたシンセサイザーや、ピアノドラムなどの生楽器を前面に押し出し、前作の暗さとは打って変わって壮大でシアトリカルな音響効果を手に入れた。その結果ビルボードで最高35位を記録するなど、それ以降のバンドのアメリカでの成功への契機となった作品である。

収録曲

全曲マーティン・ゴアによる作詞作曲

  1. ネヴァー・レット・ミー・ダウン・アゲイン / Never Let Me Down Again - 4:47
  2. ザ・シングス・ユー・セッド / The Things You Said - 4:02
  3. ストレンジラヴ / Strangelove - 4:56
  4. セイクレッド / Sacred - 4:47
  5. リトル15 / Little 15 - 4:18
  6. ビハインド・ザ・ホイール / Behind the Wheel - 5:18
  7. アイ・ウォント・ユー・ナウ / I Want You Now - 3:44
  8. トゥ・ハヴ・アンド・トゥ・ホールド / To Have and to Hold - 2:51
  9. ナッシング / Nothing - 4:18
  10. Pimpf - 3:56
  11. Mission Impossible (Interlude) - 0:37 ※隠しトラック

CD及びカセットボーナストラック

  1. Agent Orange - 5:05
  2. Never Let Me Down Again (Aggro Mix) - 4:55
  3. To Have and to Hold (Spanish Taster) - 2:34
  4. Pleasure, Little Treasure (Glitter Mix) - 5:36[2]

参加ミュージシャン

脚注

  1. ^ Miller, Jonathan, Stripped: Depeche Mode, Music Sales Group 
  2. ^ ボーナストラックはリイシュー版からは除外

外部リンク





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ミュージック・フォー・ザ・マスィズ」の関連用語

ミュージック・フォー・ザ・マスィズのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ミュージック・フォー・ザ・マスィズのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのミュージック・フォー・ザ・マスィズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS