ミッキーとミニーの賢者の贈り物(Mickey & Minnie's Gift of the Magi)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:58 UTC 版)
「ミッキーのクリスマスの贈りもの」の記事における「ミッキーとミニーの賢者の贈り物(Mickey & Minnie's Gift of the Magi)」の解説
クリスマスまで残り1日。ミッキーマウスは、ミニーマウスの宝物である懐中時計に合うチェーンを彼女にプレゼントして喜ばせたいと思っていた。一方、ミニーマウスもミッキーマウスに彼が大事にしているハーモニカを入れるケースをプレゼントしようと考えていた。 2人とも貧しい身分だったが互いへのプレゼントのためあくせく働き工面していた。しかし、ピートのツリーショップで働きつつチップを貯めていたミッキーマウスは格安品をお客に勧めたことで上司のピートの怒りを買いクビになった挙句、ピートの不注意でショップは火事で倒産してしまう。その頃、「モーティマー・デパート」に勤務するミニーマウスも「お店で最もよく働いた者に与えられるボーナス」としてモーティマー社長からフルーツケーキを与えられてしまう。 失業したミッキーマウスは金を稼ぐ手段はないかとハーモニカを吹きながら思案に暮れる。そこへ音色を聞きつけた消防隊に頼まれ、クリスマスボランティアに参加することになり、ハーモニカの演奏でイベントを大成功させた。消防隊員から「そのハーモニカはとっても価値がある」と言われたミッキーマウスは、プルートと共に閉店間際の宝石店へ駆け込みハーモニカとチェーンを交換するよう依頼する。 そして、クリスマスの夜、ミッキーマウスとミニーマウスはプレゼント交換をする。ミニーマウスには金のチェーンが、ミッキーマウスにはもう手元にはないハーモニカのケースが贈られた。ミニーマウスもプレゼントのために宝物を手放していたのだが、ハーモニカがない事を知り悲観するミニーマウスをミッキーマウスは「僕には君が音楽さ」と慰める。互いを想う気持ちが最高のプレゼントであると実感した2人は「ボーナス」を囲んでクリスマスをお祝いするのであった。
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