マルチコアCPUへの対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 15:23 UTC 版)
「foobar2000」の記事における「マルチコアCPUへの対応」の解説
ConverterでのエンコードやReplayGainの解析において、foobar2000はマルチコアCPUに対応しているため、複数のコアを使い高速に動作することができる。シングルコアにしか対応していないエンコーダであっても、foobar2000が自動的にコアを割り当て、複数のファイルを同時に処理する。 ただし、複数ファイルを同時に読み出しと書き出しを行うため、CPUの速度以上にストレージデバイスへの負荷が高くなる傾向がある。HDDに比べて高速なSSDを使用することや読み出しと書き出しをそれぞれ別のHDDとすることで改善されるものの、1基のHDDのみで処理を行う場合においては、CPUのコア数によらずストレージデバイスのI/O制限で処理速度の頭打ちが発生することがある。これは特に可逆圧縮のようなファイルサイズが相対的に大きなファイルを取り扱う際に顕著である。
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