マルコス・デ・ニサとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > マルコス・デ・ニサの意味・解説 

マルコス・デ・ニサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 21:43 UTC 版)

1539年にマルコス・デ・ニーサによって残されたとされる記述。現在のアリゾナ州フェニックスサウス・マウンテン・パーク英語版にある

マルコス・デ・ニーサ修道士 (Fray Marcos de Niza, 1495年頃 - 1558年5月25日) は、フランシスコ会修道士で、当時サヴォイア家の統治下にあった現在のフランスニースで生まれる(ニーサはニースのスペイン語)。彼の嘘によりヌエバ・エスパーニャ副王アントニオ・デ・メンドーサが現在のアメリカ合衆国南西部への探検隊を送った。

1528年パンフィロ・デ・ナルバエス率いる遠征隊がフロリダの海岸で難破し、4人の生存者が8年かけてシナロア州クリアカンへ辿り着いた。その中に『難破』を著したカベサ・デ・バカムーア人エステバニコもいた。

マルコスは1531年にアメリカに渡り、ペルーグアテマラメキシコで熱心な布教活動をした後、ソノラ州北方の国の探検隊に選ばれた。その北方の国には、カベサ・デ・バカの見聞の物語で、莫大な財産が描かれていた。マルコス修道士はカベサ・デ・バカの仲間であったエステバニコの案内で1539年3月にクリアカンを発ち、アリゾナ州南東部を横切り、伝説のシボラの7都市に入り込み、そして9月にクリアカンに帰還した。

彼はシボラを遠くから見ただけで、シボラがメキシコシティと同じ程度の大きさであるとの彼の記述はおそらくは正確なものだっただろう。しかし彼は、見聞きした物語を、見聞録 "Descubrimiento de las siete ciudades" に盛り込みすぎた。この見聞録によって、翌年フランシスコ・バスケス・デ・コロナドは、ズニ・プエブロへのよく知られた探検隊を率い、マルコス修道士がこのガイドを務めた。現実は大きな落胆を示した。

マルコス修道士は、ズニへの二度目の探検の前にフランシスコ会のメキシコ管区長に任命され、1541年に首都に恥ずかしくも戻ってきて、1558年に死んだ。

外部リンク


マルコス・デ・ニサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 22:54 UTC 版)

アンチャーテッドシリーズ」の記事における「マルコス・デ・ニサ」の解説

UC:GA』のストーリー関わるフランシスコ会修道士シボラ発見したと言いコンキスタドールシボラ探検きっかけ作った作中ではシボラ発見していて、そこである秘密知ったため同行したコンキスタドール殺害してシボラ存在隠したとされる人物

※この「マルコス・デ・ニサ」の解説は、「アンチャーテッドシリーズ」の解説の一部です。
「マルコス・デ・ニサ」を含む「アンチャーテッドシリーズ」の記事については、「アンチャーテッドシリーズ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「マルコス・デ・ニサ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マルコス・デ・ニサ」の関連用語

マルコス・デ・ニサのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マルコス・デ・ニサのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマルコス・デ・ニサ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのアンチャーテッドシリーズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS