(2)マルクス研究者
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1918年(大正7年)から昭和初期にかけては日本の社会主義運動は進捗期であったが、世間の要求に応えられる手頃な入門書はほとんどなかった。こうした中、高畠は、マルクス研究者としても活動し、マルクス主義者として日本でも高名であったカウツキーの『資本論解説』を翻訳した。 高畠は『資本論解説』の外、『財産進化論』、『社会主義社会学』などの社会主義関連書籍の翻訳書を多数発表しているが、自身の研究成果も公表している。それらは『社会主義と進化論』、『マルクス学研究』、『社会主義的諸研究』、『マルクス十二講』(後に『マルクス学解説』)『地代思想史』『マルクス経済学』などとなって現われた。
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