マリエンフェルト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 08:10 UTC 版)
「ハルゼヴィンケル」の記事における「マリエンフェルト」の解説
シトー会マリエンフェルト修道院は1185年に創設され、1803年に廃止されるまで本市の市域に決定的な影響力を有していた。付属教会は、ヴェストファーレンで最初のレンガ造りの教会で、1222年に献堂された。教会の他に修道院の建物やかつての事務棟群が遺されており、一部は私有物、一部はノルトライン=ヴェストファーレン州の所有となっている。 修道院の創設以前からヴァーデンハルト(マリエンフェルトの古い地名)には住民のための小さな礼拝堂があった。修道院創設までこの礼拝堂はハルゼヴィンケル住民によって管理がなされていた。ミュンスター司教ヘルマン2世フォン・カッツェンエルンボーゲン(1203年没)は、この礼拝堂を修道院に委任した。現在は修道院入り口前に後壁だけが遺されている。その壁龕に聖母マリア像が祀られている。 マリエンフェルトには、ハルゼヴィンケル出身のロマン派の画家ヨハン・クリストフ・リンクラーケの生家がある。この建物は、現在は保護文化財に指定されている。元々はハルゼヴィンケルにあったもので、ひどく荒廃して修復が必要であった。マリエンフェルトのホテルオーナーがこの建物を買い取り、元の敷地を整地して、現在の場所に移築した。現在は食堂として使われている。 マイアー・ヴェストマイヤー農場は1808年に建造された領主農場の館である。 ヴァーデンハルト礼拝堂の遺構 ヨハン・クリストフ・リンクラーケの生家 マイアー・ヴェストマイヤー農場
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