マテリアル・テンプレート・ライブラリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/11 09:58 UTC 版)
「Wavefront .objファイル」の記事における「マテリアル・テンプレート・ライブラリ」の解説
マテリアルテンプレートライブラリ形式 (MTL) 又は .MTL ファイル形式は、一つ以上のOBJファイルに含まれるオブジェクトの面のシェーディング (マテリアル) 特性を記述するために必携のファイル形式であり、同じくWavefront Technologiesにより定義された。.OBJファイルは一つ以上の.MTLファイル (これを「マテリアルライブラリ」と呼ぶ) を参照し、そこから、名前によって一つ以上のマテリアル記述を参照する。.MTL はコンピューターレンダリングの目的のための、フォン反射モデルに関する面の光反射特性を定義するASCIIファイルである。この標準は、異なるコンピューターソフトウェアパッケージの間に広範なサポートがあり、便利なマテリアル交換形式となっている。 MTL形式は未だ広く使われているものの、時代遅れで、スペキュラマップおよびパララックスマップのような後発の技術に完全対応していない。しかしながら、フォーマットのオープン性と直感性により、これらのパラメータはカスタムのMTLファイルジェネレータを使って簡単に追加することができる。 MTL形式はいくつかの形式を定義している。
※この「マテリアル・テンプレート・ライブラリ」の解説は、「Wavefront .objファイル」の解説の一部です。
「マテリアル・テンプレート・ライブラリ」を含む「Wavefront .objファイル」の記事については、「Wavefront .objファイル」の概要を参照ください。
- マテリアル・テンプレート・ライブラリのページへのリンク