交換形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 08:56 UTC 版)
交換形式は固定長のビット列での浮動小数点数の交換や記録を意図した形式である。 二進浮動小数点数用に、16/32/64ビットにくわえて32の倍数で128ビット以上の交換形式が定義されている。16ビット形式(半精度)は、グラフィック用途など小さな値の交換または記憶に用いることが想定されている。 二進交換形式の符号化方式は IEEE 754-1985 と同じである。先頭に符号ビット1ビットがあり、それに w ビットの「バイアス」された指数部が続き、さらに p−1 ビットの仮数部が続く。全体で k ビットの形式の場合、指数部のビット数は w = floor(4 log2(k))−13 で得られる。ただし、64ビットと128ビットの形式ではこれで正しいが、16ビットと32ビットの形式では指数部にこの式で得られる値(それぞれ3と7)よりも多いビット(それぞれ5と8)が割り当てられている。
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