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マイク・ミラー (バスケットボール)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/30 16:48 UTC 版)

マイク・ミラー
Mike Miller
ワシントン・ウィザーズでのミラー
(2009年)
引退
愛称 Skinny
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 (1980-02-19) 1980年2月19日(45歳)
出身地 サウスダコタ州ミッチェル(英語版)
身長(現役時) 203cm (6 ft 8 in)
体重(現役時) 99kg (218 lb)
ウィングスパン(現役時) 210cm  (6 ft 11 in)
キャリア情報
高校 ミッチェル高等学校
大学 フロリダ大学
NBAドラフト 2000年 / 1巡目 / 全体5位[1]
プロ選手期間 2000年–2017年
ポジション SF / SG
背番号歴 50, 33, 6, 13, 18, 3
指導者期間 2018年–2021年
経歴
選手時代:
2000–2003 オーランド・マジック
2003–2008 メンフィス・グリズリーズ
2008–2009 ミネソタ・ティンバーウルブズ
2009–2010 ワシントン・ウィザーズ
2010–2013 マイアミ・ヒート
2013–2014 メンフィス・グリズリーズ
2014–2015 クリーブランド・キャバリアーズ
2015–2017 デンバー・ナゲッツ
コーチ時代:
2018–2020 メンフィス大学 (AC)
2020–2021 ヒューストン高等学校
受賞歴
NBA通算成績
得点 10,973 (10.6 ppg)
リバウンド 4,376 (4.2 rpg)
アシスト 2,666 (2.6 apg)
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com
代表歴
キャップ アメリカ合衆国
獲得メダル
男子バスケットボール
アメリカ合衆国
アメリカ選手権
2007 ラスベガス
グッドウィルゲームズ
2001 ブリスベン
U-18 アメリカ選手権
1998 プエルトプラタ

マイケル・ロイド・ミラー(Michael Lloyd Miller、1980年2月19日 - )は、アメリカ合衆国・サウスダコタ州ミッチェル出身の元プロバスケットボール選手。NBAのマイアミ・ヒートなどに所属していた。身長203cm、体重99kg。

経歴

学生時代

1998年から2000年までフロリダ大学に通う。2000年には、センター以外のポジションをこなす中心選手としてユドニス・ハスレム、ドネル・ハービーらと共に、チームをNCAAファイナルへ導く。

NBA

2000年のNBAドラフトにて1巡目全体5位でオーランド・マジックから指名された。チームはトレイシー・マグレディとグラント・ヒルという大型補強を済ませたばかりで、ミラーに掛かる期待は即戦力というものではなかった。しかしながらヒルが故障によって戦線離脱すると、ミラーはスターターに抜擢され、徐々にNBAという厳しい環境に慣れていった。この年、ルーキーオールスターにも出場し、苦労しながらもシーズン終了までマジックの一員として活躍した。結果、ミラーは新人王を受賞した。しかし、新人王にしては平均11.9得点は物足りないという意見も多く聞かれた。

2年目以降はヒルの故障が重なったこともありスターターに定着し、着実に頭角を現していった。そして3年目である02-03シーズンの途中、ドリュー・グッデンなどとの複数トレードでメンフィス・グリズリーズに移籍した。シーズンも終盤に差し掛かっていたので、残り16試合の出場に留まったが、ドアマットチームからの脱出を図っていたグリズリーズにとって、ミラーに掛かる期待は実に大きいものだった。

03-04シーズンは出場した65試合の全てにおいて先発出場を果たし、チームも創設以来史上初めてプレーオフに出場した。成績はマジック時代と比較すれば減少したものの、チームに貢献した。

05-06シーズンはこれまでの先発出場が一転、シックスマン(ベンチ出場では、チームへの貢献や出場時間が筆頭の選手)として起用されることになった。74試合中、先発出場はわずかに9試合のみだが、平均出場時間は30分を越えた。ミラーはシックスマンとしても安定した活躍を続け、その年のシックスマン賞を受賞した。

2007年1月3日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦ではそれまでサム・マックが持っていたチーム記録を更新する9本の3ポイントシュートを決めた[1]。2月21日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦ではグリズリーズの当時フランチャイズ記録となる45得点を記録した[2]。

08-09シーズン前、ブライアン・カーディナル、ジェイソン・コリンズ、その年のドラフト全体5位で指名されたケビン・ラブとのトレードでマルコ・ヤリッチ、アントワン・ウォーカー、グレッグ・バックナー、ドラフト全体3位で指名されたO・J・メイヨと共にミネソタ・ティンバーウルブズへ移籍した[3]。ミネソタでは、出場時間はさほど変わらないが、平均9.9得点などキャリア最低をマークするなど低調なシーズンをおくった。

2009年6月23日にオレクシー・ペチェロフ、イータン・トーマス、ダリュス・ソンガイラ、2009年のドラフト1巡目指名権とのトレードで、ランディ・フォイと共にワシントン・ウィザーズへ移籍した[4]。

ウィザーズではギルバート・アリーナスの出場停止、カロン・バトラーやアントワン・ジェイミソンらのシーズン途中で移籍などチーム状態が良くなく、ミラー自身も肩の故障で54試合の出場に留まった。

2010年7月15日にマイアミ・ヒートと5年総額2,500万ドルの契約を結んだ。プレシーズンの練習でレブロン・ジェームズに対する守備を行った際に負傷、数週間をサイドラインで過ごした[5][6]。同年12月20日に戦列に復帰、2011年1月22日には風邪をひいたドウェイン・ウェイドに代わり先発出場し32得点を記録した[7]。その後2012年、2013年とヒートの2連覇に貢献した。2013年6月16日にアムネスティ条項の適用でヒートから解雇された[8]。

7月30日に古巣であるメンフィス・グリズリーズと契約を結んだ[9]。安定した出場機会を得て、ただ一人レギュラーシーズン、プレーオフ全試合に出場した[10]。

2014年8月5日にクリーブランド・キャバリアーズと契約を結んだ[11]。12月19日に、キャブスでの先発初出場で、3ポイント8本中7本を決め、21得点を記録しブルックリン・ネッツ戦の勝利に貢献した[12]。

2015年6月27日に金銭とのトレードで、ブレンダン・ヘイウッド、2つの将来のドラフト2巡目指名権と共にポートランド・トレイルブレイザーズへ放出されたが[13]、9月28日にブレイザーズとバイアウトで合意した[14]。

2日後にデンバー・ナゲッツと単年契約を結んだ[15]。2016年7月18日には2年間の延長契約を結んだ[16]。

2017年7月11日にナゲッツから解雇された[17]。

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド数  APG  平均アシスト数  SPG  平均スティール数
 BPG  平均ブロック数  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
  優勝シーズン  

NBA

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2000–01 ORL 82 62 29.1 .436 .407 .711 4.0 1.7 .6 .2 11.9
2001–02 63 53 33.7 .438 .383 .762 4.3 3.1 .7 .4 15.2
2002–03 49 39 37.3 .418 .340 .847 5.8 2.8 .7 .3 16.4
MEM 16 13 22.5 .510 .500 .806 3.4 1.9 .4 .3 12.8
2003–04 65 65 27.2 .438 .372 .723 3.3 3.6 .9 .2 11.1
2004–05 76 51 30.0 .505 .433 .720 3.9 2.9 .7 .3 13.4
2005–06 74 9 30.6 .466 .407 .800 5.4 2.7 .7 .4 13.7
2006–07 70 69 39.1 .460 .406 .793 5.4 4.3 .8 .3 18.5
2007–08 70 70 35.3 .502 .432 .774 6.7 3.4 .5 .2 16.4
2008–09 MIN 73 47 32.3 .482 .378 .732 6.6 4.5 .4 .4 9.9
2009–10 WAS 54 50 33.4 .501 .480 .824 6.2 3.9 .7 .2 10.9
2010–11 MIA 41 2 20.4 .401 .364 .676 4.5 1.2 .5 .0 5.6
2011–12 39 2 19.3 .435 .453 .400 3.3 1.1 .4 .2 6.1
2012–13 59 17 15.3 .433 .417 .727 2.7 1.7 .4 .1 4.8
2013–14 MEM 82 4 20.8 .481 .459 .821 2.5 1.6 .3 .1 7.1
2014–15 CLE 52 15 13.5 .325 .327 .750 1.8 .9 .3 .1 2.1
2015–16 DEN 47 2 7.9 .355 .365 --- 1.1 .9 .3 .1 1.3
2016–17 20 0 7.6 .391 .400 1.000 1.9 1.1 .1 .0 1.4
通算 1,032 570 26.9 .459 .407 .769 4.2 2.6 .6 .2 10.6

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2001 ORL 4 4 28.0 .396 .389 .750 4.5 1.8 .0 .8 12.0
2002 4 1 18.0 .333 .125 1.000 1.3 1.3 1.0 .0 4.8
2004 MEM 4 4 24.5 .353 .385 .333 3.0 .8 1.3 .0 7.5
2005 4 4 27.5 .486 .471 1.000 2.5 2.8 .0 .8 12.0
2006 4 1 26.8 .400 .125 1.000 3.8 1.8 .5 .5 8.5
2011 MIA 18 0 11.9 .340 .297 --- 2.7 .7 .4 .1 2.6
2012 23 0 16.0 .404 .413 .818 2.5 .7 .4 .1 5.2
2013 17 5 13.6 .467 .444 --- 1.9 .9 .5 .1 3.4
2014 MEM 7 1 24.7 .357 .483 .778 3.7 1.3 .9 .0 7.3
2015 CLE 9 1 7.2 .600 .600 --- 1.1 .0 .1 .1 1.0
通算 94 21 16.5 .399 .394 .841 2.5 .9 .4 .1 4.9

カレッジ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1998–99 フロリダ 28 19 24.2 .494 .356 .702 5.2 2.1 1.3 .3 12.2
1999–00 37 37 28.6 .476 .338 .729 6.6 2.5 1.2 .4 14.1
通算 65 56 26.7 .483 .345 .718 6.0 2.3 1.2 .3 13.3

その他

  • ニックネームは「Skinny」で、これは「痩せすぎ」という意味である。
  • MasonとMavrickの2人の息子がいる。

脚注

  1. ^ “Elias Says ... Arenas gone wild”. ESPN (2007年1月4日). 2012年3月23日閲覧。
  2. ^ “Miller scores franchise-record 45 pts. in Grizz loss”. ESPN (2007年2月21日). 2012年3月23日閲覧。
  3. ^ “Mayo heads to Memphis, Love to Minnesota in blockbuster trade”. ESPN (2008年6月27日). 2012年3月23日閲覧。
  4. ^ “Foye, Miller head to Wiz”. ESPN (2009年6月24日). 2012年3月23日閲覧。
  5. ^ “Miller injured thumb trying to guard James”. Associated Press. Yahoo Sports. (2010年10月24日). https://sports.yahoo.com/nba/news;_ylt=Al2iFwDBo_9fCHNBAccT6VW8vLYF?slug=ap-heat-miller 2010年10月24日閲覧。 
  6. ^ Joseph Goodman (2010年10月24日). “Miller close to returning”. Miami Herald. 2010年12月18日閲覧。
  7. ^ "Heat G Miller says he has tough decision to make". Associated Press. Gainesville Sun. June 22, 2012. Retrieved on June 23, 2012.
  8. ^ “HEAT Waive Mike Miller”. NBA.com. Turner Sports Interactive, Inc. (2013年7月16日). 2013年7月16日閲覧。
  9. ^ Grizzlies sign, re-introduce 3-point specialist Miller
  10. ^ Mike Miller 2013-14 Game Log
  11. ^ “Cavaliers Sign Mike Miller and James Jones”. NBA.com (Press release). Turner Sports Interactive, Inc. 5 August 2014. 2016年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2014年8月5日閲覧.
  12. ^ James, Miller lead Cavaliers over Nets 95-91
  13. ^ “Trail Blazers Acquire Brendan Haywood, Mike Miller and Draft Picks from Cleveland”. NBA.com (2015年7月27日). 2015年7月27日閲覧。
  14. ^ Mutoni, Marcel (2015年9月28日). “Portland Trail Blazers Buyout Mike Miller”. SlamOnline.com. 2015年9月30日閲覧。
  15. ^ “Nuggets sign sharpshooter forward Mike Miller”. NBA.com (2015年9月30日). 2015年10月1日閲覧。
  16. ^ Nuggets to re-sign Mike Miller to a two-year, $5 million contract
  17. ^ Kosminder, Nick (2017年7月11日). “Nuggets waive veteran guard Mike Miller”. DenverPost.com. 2017年7月11日閲覧。

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