ポントレジーナとは? わかりやすく解説

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ポントレジーナ【Pontresina】

読み方:ぽんとれじーな

スイス東部グラウビュンデン州サンモリッツ近郊の町。ベルニーナ急行の駅があり、ベルニーナアルプスの氷河観光拠点として知られる


ポントレジーナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 01:14 UTC 版)

ポントレジーナ
Pontresina
Puntraschigna
基礎自治体章
位置

マローヤ地区内のポントレジーナの位置
座標 : PTR_ 北緯46度29分59秒 東経9度53分59秒 / 北緯46.49972度 東経9.89972度 / 46.49972; 9.89972
行政
スイス
  (Kanton)
Wappen des Kantons Graubünden
グラウビュンデン州
 地区 (Region) マローヤ地区
 基礎自治体 ポントレジーナ
地理
面積  
  基礎自治体域 118.18 km2
標高 1805 m
人口
人口 (2020年12月現在)
  基礎自治体域 2178[1]
    人口密度   18人/km2
その他
等時帯 中央ヨーロッパ時間 (UTC+1)
夏時間 中央ヨーロッパ夏時間 (UTC+2)
ISO 3166-2 CH PTR
公式ウェブサイト : gemeinde-pontresina.ch
ポントレジーナのプロテスタント教会

ポントレジーナドイツ語: Pontresinaロマンシュ語:  Puntraschigna[ヘルプ/ファイル])はスイス東南部、オーバーエンガディン地方グラウビュンデン州の基礎自治体。ベルニナ峠に伸びる谷(ヴァル・ベルニーナドイツ語版)の入り口にあり、サン・モリッツの隣村にもなっている。エンガディン滞在の拠点として人気があり、エレガントな高級クラスのホテルを含め、計22軒のホテルを擁する(2012年9月現在)。

もともとロマンシュ語が話される地域で、エンガディン地方で良く見られるスグラフィット模様の家壁を目にする。

村の人口は2178人(2020年12月現在)。登山が盛んな地で、村内には有名な登山学校がある。ロゼッチ(ロゼック)谷やアルプ・ラングワルトなど、周辺の谷や山への観光やハイキングが人気。村の中心にあるサンタ・マリア教会ドイツ語版は、グラウビュンデン州の中でも特に貴重な建物と位置付けられている。

ポントレジーナ付近の山岳地帯は、ヨーロッパアルプスの岩山に生息するヤギの一種、アイベックス(シュタインボック/独)の生息地になっており、観光客がアイベックスと触れ合うことができるテーマパーク「シュタインボック・パラダイス(アイベックス・パラダイス)」が2017年7月にオープンした。

命名

諸説あるが、橋に由来するとされる。紋章に描かれているプント・オッタドイツ語版[2]は少なくとも300年以上前から存在したといわれ、候補の一つと目される。

交通

スイス最大の私鉄、レーティッシュ鉄道が、ポントレジーナとサン・モリッツ、サメーダン、ティラーノ(伊)など、各方面との間を結ぶ。絶景列車、ベルニナ急行ポントレジーナ駅に停車する。

アクセス

チューリヒから列車で約4時間(途中クール、サメーダンで乗換え)。ツェルマットからグレッシャー・エクスプレスで約8時間(途中サメーダンで乗換え)。ミラノから約6時間(途中ティラーノ乗換え、ベルニナ線経由)。

脚注

  1. ^ Ständige und nichtständige Wohnbevölkerung nach institutionellen Gliederungen, Geburtsort und Staatsangehörigkeit スイス連邦統計局、2017年1月29日閲覧。
  2. ^ ロマンシュ語の方言で「高い橋」の意味

出典

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