ポルトガル語の新正書法とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ポルトガル語の新正書法の意味・解説 

ポルトガル語の新正書法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 22:47 UTC 版)

ポルトガル語」の記事における「ポルトガル語の新正書法」の解説

子音のところでも記述した通りポルトガルとブラジルでは違う綴り書かれる単語少なくないが、2008年5月ポルトガル議会今後6年かけて綴り現在のものからブラジル風のものに変更する法案可決した旧植民地での表記法旧宗主国が従うという珍しい事態になっているが、これはポルトガル語圏におけるブラジル圧倒的な人口から来る経済的文化的学術的影響力反映したのであるブラジルでも2008年9月大統領令として公布され2012年末までの移行期間経た上で2013年以降はこの新正書法採用される。この正書法により、今後一部単語除いて以下のような綴りとなる。 従来ôoと綴っていた単語が、単にooとなる(例:vôo(フライト)>voo二重母音eiあるいはoi強勢が来る場合従来つけていたアクセント記号不要となる(例: Coréia韓国)>Coreia、apóio支援)>apoio) ポルトガル式では発音されないにも関わらず表記されていた子音表記されなくなる(例: acção (行動) > ação) ブラジル式では従来使用されていたトレマ廃止され、qüi, qüe, güi, güeがqui, que, gui, gueという表記に変わる。 ただ、新正書法施行後も、ポルトガル式とブラジル式の綴りの間では相違が残る。mおよびnの前のoおよびeに強勢が来る場合両国における発音の差を反映してポルトガルではóおよびéが、ブラジルではôおよびêが使用される。例: アントニオ人名): Antónioポルトガル)、Antônioブラジル

※この「ポルトガル語の新正書法」の解説は、「ポルトガル語」の解説の一部です。
「ポルトガル語の新正書法」を含む「ポルトガル語」の記事については、「ポルトガル語」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ポルトガル語の新正書法」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ポルトガル語の新正書法」の関連用語

ポルトガル語の新正書法のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ポルトガル語の新正書法のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのポルトガル語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS