PFCボテフ・プロヴディフ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/10 04:50 UTC 版)
| PFCボテフ・プロヴディフ | ||||
|---|---|---|---|---|
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| 原語表記 | Професионален футболен клуб Ботев Пловдив | |||
| 愛称 | Канарчетата (The Canaries) Жълто-черните (The Yellow-Blacks) |
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| クラブカラー | 黄・ 黒 | |||
| 創設年 | 1912年 | |||
| 所属リーグ | ファーストリーグ | |||
| ホームタウン | プロヴディフ | |||
| ホームスタジアム | スタディオン・フリスト・ボテフ |
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| 収容人数 | 18,777人[1] | |||
| 運営法人 | PFK Botev Association (1%) |
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| 代表者 | |
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| 監督 | |
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| 公式サイト | 公式サイト | |||
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| ■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ | ||||
プロフェシオナレン・フドボレン・クルプ・ボテフ・プロヴディフ(ブルガリア語: Професионален футболен клуб Ботев Пловдив, 英: Professional Football Club Botev Plovdiv)は、ブルガリアのプロヴディフをホームタウンとするサッカークラブ。現存するブルガリア最古のサッカークラブである。クラブ名のボテフはブルガリアの国民的英雄であるフリスト・ボテフに由来している。
歴史
1961年、ホームスタジアムであるフリスト・ボテフ・スタジアムが完成し、FCステアウア・ブカレストとの親善試合(3-0)が行われた。
1962年、クラブの歴史で最も重要な選手であるディンコ・デルメンジエフのリーダーシップの下、ブルガリア・カップ初優勝を果たした。1966-67シーズンには2回目のAグループ優勝を果たした。ディンコ・デルメンジエフはAグループで通算447試合に出場し、同194得点を記録した。出場試合数、総得点数は共にクラブ記録である。
1981年、2回目のブルガリア・カップ優勝を果たした。1980-81シーズンのAグループでは、ゲオルギ・スラヴコフが31得点を決めてリーグ得点王、ヨーロッパ・ゴールデンシューを受賞した。UEFAカップウィナーズカップ 1981-82では、この大会で優勝するFCバルセロナと対戦し、ホームゲームを1-0で勝利した。1984年11月7日、プロヴディフ・スタジアムで実施されたUEFAカップウィナーズカップ 1984-85のバイエルン・ミュンヘン戦でもホームゲームを2-0で勝利する歴史的快挙を成し遂げた。
1992年、クラブはフリスト・アレクサンドロフとフリスト・ダノフが率いるコングロマリットに買収された。クラブ史上初の外国人選手となるハンガリー人のRoberto Szabayを獲得するなど大型補強を行ったが大きな成果は得られず、1992-93、1993-94、1994-95シーズンに3位になったのが最高だった。
1999年、クラブはDimitar Hristolovに買収された。2000-01シーズンは、1955シーズンから47シーズン連続で所属したAグループで13位に終わり、Bグループへ降格した。2002-03シーズンにAグループに復帰したが、2003-04シーズンは14位で再び降格した。2005-06シーズンに再びAグループに復帰したが、16チーム中13位、10位、12位、13位と低迷した。2010年2月24日、クラブは財政難に陥り、V AFG(3部リーグ)への降格が決定した[3]。2009-10シーズンの後半戦は全試合、没収試合(0-3)とされた。
再出発となった2010-11シーズンはSouth-East V AFGを38試合37勝1分0敗の圧倒的な成績で優勝し、Bグループ(2部リーグ)昇格を決めた。2011-12シーズンはBグループ東部で2位になり、同西部2位のFC Sportist Svogeと対戦した昇格プレーオフも2-0で勝利してAグループ昇格を決めた。
2012-13シーズンはAグループ4位に終わったが、3位のPFC CSKAソフィアが債務の問題で欧州カップ戦参加資格を剥奪されたため、繰り上げでUEFAヨーロッパリーグ 2013-14出場権を獲得した。2013-14シーズンはブルガリア・カップ決勝に進出したが、PFCルドゴレツ・ラズグラドに0-1で敗れた。
タイトル
国内タイトル
- ファーストリーグ:2回
- 1929, 1966-67
- ブルガリア・カップ:4回
- 1962, 1981, 2016-17, 2023-24
- ブルガリア・スーパーカップ:1回
- 2017
国際タイトル
- バルカン・カップ:1回
- 1972
過去の成績
| シーズン | ディビジョン | ブルガリア・カップ | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リーグ | 順位 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 点 | ||
| 2011-12 | Bグループ | 2位 | 27 | 14 | 9 | 4 | 40 | 17 | 51 | 準々決勝敗退 |
| 2012-13 | Aグループ | 4位 | 30 | 18 | 6 | 6 | 51 | 21 | 60 | ベスト16 |
| 2013-14 | Aグループ | 4位 | 38 | 18 | 11 | 9 | 57 | 32 | 65 | 準優勝 |
| 2014-15 | Aグループ | 6位 | 32 | 12 | 6 | 14 | 38 | 39 | 42 | ベスト16 |
| 2015-16 | Aグループ | 7位 | 32 | 8 | 9 | 15 | 27 | 44 | 33 | ベスト16 |
| 2016-17 | ファーストリーグ | 8位 | 32 | 13 | 5 | 14 | 51 | 50 | 44 | 優勝 |
| 2017-18 | ファーストリーグ | 5位 | 36 | 15 | 11 | 10 | 62 | 49 | 56 | 準決勝敗退 |
| 2018-19 | ファーストリーグ | 6位 | 36 | 14 | 8 | 14 | 44 | 36 | 50 | 準優勝 |
| 2019-20 | ファーストリーグ | 7位 | 29 | 10 | 6 | 13 | 32 | 34 | 36 | 準決勝敗退 |
| 2020-21 | ファーストリーグ | 10位 | 32 | 7 | 11 | 14 | 34 | 52 | 32 | ベスト16 |
| 2021-22 | ファーストリーグ | 3位 | 31 | 15 | 8 | 8 | 38 | 33 | 53 | ベスト32 |
| 2022-23 | ファーストリーグ | 10位 | 36 | 10 | 6 | 20 | 41 | 49 | 36 | |
欧州での成績
| シーズン | 大会 | ラウンド | 対戦相手 | ホーム | アウェー | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1962-63 | UEFAカップウィナーズカップ | 予備予選 | 5-1 | 2-3 | 7-4 | ||
| 1回戦 | 1-0 | 4-0 | 5-0 | ||||
| 準々決勝 | 1-1 | 0-4 | 1-5 | ||||
| 1967-68 | UEFAチャンピオンズカップ | 1回戦 | 2-0 | 0-3 | 2-3 (a.e.t.) |
||
| 1968-69 | インターシティーズ・フェアーズカップ | 1回戦 | 3-1 | 0-2 | 3-3 (a) | ||
| 1970-71 | インターシティーズ・フェアーズカップ | 1回戦 | 1-4 | 1-2 | 1-6 | ||
| 1978-79 | UEFAカップ | 1回戦 | 1-2 | 0-0 | 1-2 | ||
| 1981-82 | UEFAカップウィナーズカップ | 1回戦 | 1-0 | 1-4 | 2-4 | ||
| 1984-85 | UEFAカップウィナーズカップ | 1回戦 | 4-0 | 1-1 | 5-1 | ||
| 2回戦 | 2-0 | 1-4 | 3-4 | ||||
| 1985-86 | UEFAチャンピオンズカップ | 1回戦 | 1-2 | 2-3 | 3-5 | ||
| 1986-87 | UEFAカップ | 1回戦 | 8-0 | 2-0 | 10-0 | ||
| 2回戦 | 2-2 | 1-3 | 3-5 | ||||
| 1987-88 | UEFAカップ | 1回戦 | 2-2 | 0-3 | 2-5 | ||
| 1988-89 | UEFAカップ | 1回戦 | 1-2 | 0-0 | 1-2 | ||
| 1992-93 | UEFAカップ | 1回戦 | 2-2 | 1-3 | 3-5 | ||
| 1993-94 | UEFAカップ | 1回戦 | 2-3 | 1-5 | 3-8 | ||
| 1995-96 | UEFAカップ | 1回戦 | 1-0 | 1-0 | 2-0 | ||
| 2回戦 | 1-1 | 0-2 | 1-3 | ||||
| 2013-14 | UEFAヨーロッパリーグ | 予選1回戦 | 5-0 | 1-0 | 6-0 | ||
| 予選2回戦 | 2-0 | 1-1 | 3-1 | ||||
| 予選3回戦 | 1-1 | 0-0 | 1-1 (a) | ||||
| 2014-15 | UEFAヨーロッパリーグ | 予選1回戦 | 4-0 | 2-0 | 6-0 | ||
| 予選2回戦 | 2-1 | 0-2 | 2-3 | ||||
| 2017-18 | UEFAヨーロッパリーグ | 予選1回戦 | 1-0 | 3-1 | 4-1 | ||
| 予選2回戦 | 4-0 | 1-1 | 5-1 | ||||
| 予選3回戦 | 0-0 | 0-2 | 0-2 | ||||
| 2022-23 | UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ | 予選2回戦 | 0-0 | 0-2 | 0-2 |
現所属メンバー
- 2024年2月15日 [4]現在
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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歴代監督
リュボスラフ・ペネフ 2014
エルミン・シリャク 2015
歴代所属選手
ニコラ・コヴァチェフ 1955-1956
ゲオルギ・アスパルホフ 1961-1963
ボリスラフ・ミハイロフ 1994-1995
マルティン・カムブロフ 1998-1999, 2001
アビブ・バモゴ 2012
エルネスタス・シェトクス 2012-2013
フェレボリ・ドレ 2014-2015
脚注
- ^ “Ботев представи уникален за България стадион” (ブルガリア語). botevplovdiv.bg (2014年3月5日). 2018年11月10日閲覧。
- ^ “Bulgaria's Botev Plovdiv expelled from first division over debts” (英語). india.com (2010年2月24日). 2014年7月4日閲覧。
- ^ “Представителен отбор” (ブルガリア語). botevplovdiv.bg. 2021年7月17日閲覧。
外部リンク
ボテフ・プロヴディフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 04:11 UTC 版)
「クリスティアン・ディミトロフ」の記事における「ボテフ・プロヴディフ」の解説
2016年3月13日、PFCチェルノ・モレ・ヴァルナ戦にてトップチームデビューを果たすと。、5月27日のPFCルドゴレツ・ラズグラド戦で初得点。その活躍が認められ、2017年6月8日に契約を2年延長した。2018年2月5日、当時2部に在籍していたPFCモンタナに2017-18シーズン終了までレンタル移籍した。2018-19シーズンからはレギュラーの座を勝ち取り、リーグ戦31試合に出場し、シーズン最優秀DF賞を受賞した。
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