ホーナー社の他のエレクトリック・キーボード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 23:54 UTC 版)
「クラビネット」の記事における「ホーナー社の他のエレクトリック・キーボード」の解説
Cembalet:金属製リードをゴム製のプレクトラムで弾いて発音する。鍵盤を離すとリードの振動はダンパーで止められる。下記ピアネットの原型だが、並行して1970年代まで生産された。スピーカー付きコンソールのIIや取り外し式のスピーカーを持ったNなど、いくつかのバリエーションあり。東ドイツ(当時)のアコーディオンやハーモニカのメーカー、ヴェルトマイスター社でもClavisetという類似モデルが生産された。 Pianet:チェンバレットの簡略版。金属製リードを鍵盤に取り付けられた粘着性のパッドで引き、リードが張力で離れたときの振動を増幅して発音する。鍵盤を離すとリードの振動は直接鍵盤でミュートされる。ビートルズやゾンビーズ、ジェネシスなどが使用した。筐体はほぼ上記チェンバレットと共用だが、最終型のコンパクトタイプTはピアネットのみ。 Electra Piano : アップライトピアノ型のボディで、ウーリッツァーピアノとよく似た内部構造。内蔵スピーカーを装備している。1970年代後半にはポータブル型のElectra Piano Tが発表された。フェンダー・ローズをやや大型にしたような外観で、内蔵スピーカーおよびソフトペダル(電気的にボリュームを低下させる)が省略されている。
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