ホンダ初優勝の地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 08:35 UTC 版)
「メキシコグランプリ」の記事における「ホンダ初優勝の地」の解説
1965年の最終戦メキシコGPではホンダRA272改をドライブしたリッチー・ギンサーが初勝利。これは後年隆盛を誇ったタイヤメーカーのグッドイヤーとホンダにとっても初勝利となり、記念すべきものとなった。当時のチーム力では優勝どころか入賞すらままならない状態であったが、当GPより監督に復帰した中村良夫が戦時中に中島飛行機で航空用エンジンの開発に関わっていたため、ガソリン混合比など低気圧環境下でのエンジンセッティングにおいて有利であったことが、優勝を獲得できた要因であった。そのアドバンテージは、レース終了後にギンサーが「終始マシンをセーブしていた」とコメントを残すほど大きなものであった。
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