ヘルタースケルターとは?

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ヘルタースケルター

英語:helter skelter

大いうろたえるさま、混乱しているさま、しっちゃかめっちゃか様子、などを意味する表現

ヘルター・スケルター


ヘルター・スケルター

作者島田荘司

収載図書21世紀本格書下ろしアンソロジー
出版社光文社
刊行年月2001.12
シリーズ名カッパ・ノベルス

収載図書エデンの命題
出版社光文社
刊行年月2005.11
シリーズ名カッパ・ノベルス

収載図書エデンの命題
出版社光文社
刊行年月2008.11
シリーズ名光文社文庫


ヘルタースケルター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/25 08:04 UTC 版)

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クラクトン桟橋の遊園地にあるヘルタースケルター英語版

ヘルタースケルター(Helter Skelter)は「慌てふためいて」「混乱している」の意味があり、イギリスでは見本市や遊園地に設置される螺旋状の大型滑り台アトラクションにその名がつけられた。

作品のタイトルとしてはビートルズの楽曲が最も著名で、殺人鬼チャールズ・マンソンが影響を受けた逸話により無秩序と暴力のイメージが付加された[1]ことから、その後はアナーキーな作品の題名として流用されることが多い。

脚注


ヘルター・スケルター

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ヘルター・スケルター
ビートルズ楽曲
収録アルバム ザ・ビートルズ
英語名 Helter Skelter
リリース 1968年11月22日 (1968-11-22)
録音 1968年9月9日 (1968-09-09) - 10日
ジャンル
時間
  • 4分29秒(ステレオ)
  • 3分40秒(モノラル)
レーベル
作詞者 レノン=マッカートニー
作曲者 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン
その他収録アルバム
下記を参照
ビートルズシングル盤 U.S. 年表
ビートルズシングル盤 日本 年表
ザ・ビートルズ 収録曲
ミュージックビデオ
「Helter Skelter (2018 Mix)」 - YouTube
イギリスのアトラクション「ヘルタースケルター」

ヘルター・スケルター』(英語: Helter Skelter)は、イギリスロックバンドビートルズの楽曲である。1968年に発売された2枚組アルバム『ザ・ビートルズ』(2枚目)に収録されている。名義はレノン=マッカートニーだが、ポール・マッカートニーが単独で作詞作曲した楽曲である。

1976年にアルバム『ロックン・ロール・ミュージック』発売に際してシングルとしてリカットされた(A面は「ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ」)。

2011年ローリング・ストーンが発表した「100 Greatest Beatles songs」では52位にランクインしている[5]

背景・インスピレーション

"Helter Skelter"という単語は日本盤翻訳が「しっちゃかめっちゃかだ」としているように「混乱している」などの意味があり、18世紀の作家ジョナサン・スウィフトの詩の題名にもなっている。また、イギリスでは見本市や遊園地に設置される螺旋式の大型すべり台アトラクションの名称でもあり[6]、歌詞中にも同アトラクションを思わせる表現がある。

When I get to the bottom I go back to the top of the slide

ポールは「ザ・フーピート・タウンゼンドが『ザ・フーの新曲・恋のマジック・アイは今までのどの楽曲よりも激しく妥協のない曲』との言葉が載っているインタビュー記事に触発されてHelter Skelter を作詞作曲した」と述べている[7]。また、本作についてバラードを主に手がけているポールに対する評論家の酷評への返答ともしている[8]

1968年11月20日のラジオ・ルクセンブルクのインタビューで[9]、マッカートニーは「あるレコードのレビューを読んだんだ。どこのグループだったかは思い出せないんだけど、『このバンドは何でもかんでもエコーをかけまくり、頭が吹っ飛ぶほどに絶叫して最高にワイルド』と書かれていた。その時僕はこういうのが演奏できたらいいな、彼らに先を越されて悔しいなと思った。でもレコードを聴いてみたら、ごく洗練されたサウンドでラフじゃないし、絶叫はおろかテープ・エコーも何も感じられないアレンジだった。そこで僕は改めて僕らが最初にやってやろうと思い立った。それで書いたのがこの曲。まるっきりバカみたいだけど、あえて『ノイズがやりかったんだ』という調子で演奏するのが肝となる曲さ。」とコメントしている[10]。作者名はレノン=マッカートニーとクレジットされているが、マッカートニーが単独で作詞作曲した楽曲で[11]ジョン・レノン1980年のインタビューで「完全にポールの曲」と認めている[12]

曲の構成

本作のキーはE Major[13]、基本的に4分の4拍子となっている[14]。ヴァースとコーラス(サビ)の2つで構成されており、そこから楽器によるパッセージと3つ目のヴァースが続く。3つ目のヴァースの後に一度演奏が静かになり、再び演奏が激しくなったところで一度フェード・アウトする。その後徐々にフェード・インして不協和音のパートに入る[14]

E7、G、Aの3つのコードが使用され、拡張されたエンディング部分はE7で演奏されている。歌詞は、縁日や見本市で設置される同名の螺旋式の大型すべり台についての言及から始まり[15]、「Do you, don't you want me to love you(ねえ、君は僕に愛して欲しいの、欲しくないの)」など暗示的かつ挑発的な歌詞になっていく[16]

レコーディング

この楽曲は1968年7月18日に録音開始された。この日のセッションでは、演奏時間が12分のテイク[注釈 1]や、27分11秒と最も長いジャム・セッションのようなテイクが存在している[17]。なお、この時のテイクはいずれもリリース版よりもテンポが遅く、キーがEマイナーに設定された[18]ブルース調となっていた。

その後9月9日にリメイクが開始され、この日は演奏する全ての楽器のボリュームを最大にして録音が行なわれた[10]。なお演奏時間はいずれのテイクも5分以内に収められている。18テイクを録音した直後、ドラムスを非常に激しく叩いたことにより指にまめができたリンゴ・スターは、ドラムスティックをスタジオの隅に投げ捨て[19]、"I got blisters on my fingers!"(指にまめができやがった!)と叫んだ[7][20]。このセッションについて、スターは「僕らがスタジオの中で完全なる狂気とヒステリーの中で作り上げた曲」と回想していて[10]、この楽曲のプロデュースを担当したクリス・トーマスは「ポールのボーカル録りの際に、アーサー・ブラウンになりきったジョージ・ハリスンが火の付いた灰皿を頭の上に乗せてスタジオ内を走り回っていた。」と、当時の様子を語っている[21][18]9月10日にジョージによるリードギターマル・エヴァンズによるトランペット、リンゴによるドラムス、ジョンによるマウスピースを使用して演奏したサックスがオーバー・ダビングされた。

なお、9月9日のセッションの前に、エルヴィス・プレスリーの「ベイビー・アイ・ドント・ケア」を演奏したことが伝えられており、この時の音源は『ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム) (スーパー・デラックス・エディション)』に収録された。

ミキシング

1968年9月17日にモノラル・ミックス、10月12日にステレオ・ミックスが作成された[18]

ステレオ・ミックスでは1度フェード・アウトした後に徐々にフェード・インし、再びフェード・アウトしてから、シンバルクラッシュが3回入った後に、前述のリンゴの叫び声が収録されている。モノラル・ミックスは1回目のフェード・アウトで終わってしまうため、リンゴの叫び声は収録されておらず、演奏時間もステレオ・ミックスよりも短くなっている。

2009年9月9日に発売された音楽ゲーム『The Beatles: Rock Band』(日本未発売)には、一度もフェード・アウトせずに完走するアレンジで収録されている。

プレイヤー

※出典[22][21][18]

チャールズ・マンソンへの影響

白人と黒人のハルマゲドンチャールズ・マンソンは「ヘルター・スケルター」と呼び、砂漠に疑似生活共同体「ファミリー」だけで隠れ住むよう信者に説いていた。自分の信者にシャロン・テートらを1969年に惨殺させた。マンソンが裁判で曲の解釈について言及したことから、同曲に無秩序と暴力のイメージが付加されるようになった[23]

U2は1988年のライブでカバーした際に、「チャールズ・マンソンがビートルズから盗んだ歌(This is a song Charles Manson stole from the Beatles)」と紹介した[23]

カバー

ザ・ローリング・ストーンズの「黒くぬれ!」や、ザ・フーの「マイ・ジェネレーション」などの楽曲と同様にHR/HMの多くのアーティストがカバーしており、特にモトリー・クルーはこの曲を多くのコンサートにて演奏している。他にも以下のアーティストがカバーしている。

また、ビータリカメタリカの楽曲「ハーヴェスター・オブ・ソロー」と掛け合わせて「Helvester of Skelter」というパロディソングを発表している。

収録アルバム

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 1996年に発売の『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』には演奏時間を4分37秒に短く編集したものが収録されている。12分のフルサイズは2018年に発売の『ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム) 50周年記念エディション』に収録されている。

出典

  1. ^ McKinney 2003, p. 231.
  2. ^ Rowley 2009, p. 210.
  3. ^ Winn 2013, p. 68.
  4. ^ Athitakis, Mark (September–October 2013). “A Beatles Reflection”. Humanities. National Endowment of the Humanities. 2020年4月15日閲覧。
  5. ^ 100 Greatest Beatles Songs” (2011年9月19日). 2018年11月22日閲覧。
  6. ^ Definition of helter-skelter”. AskOxford. 2020年4月15日閲覧。
  7. ^ a b Miles 1997, p. 487-488.
  8. ^ The Beatles 2000, p. 310-311.
  9. ^ Miles 2001, p. 314.
  10. ^ a b c “ザ・ビートルズの名曲「Helter Skelter」誕生の裏側:ポールがみたレビューから生まれたヘヴィな楽曲”. uDiscover (ユニバーサルミュージック). (2020年3月30日). https://www.udiscovermusic.jp/stories/helter-skelter-story-behind-song 2020年4月15日閲覧。 
  11. ^ Womack 2014, p. 381-382.
  12. ^ Sheff 2000, p. 200.
  13. ^ MacDonald 2007, p. 495.
  14. ^ a b Pollack, Alan W. (1998年6月7日). “Notes on 'Helter Skelter'”. Soundscapes. 2020年4月15日閲覧。
  15. ^ Riley 2002, p. 281.
  16. ^ O'Toole, Kit (2018年7月25日). “The Beatles, 'Helter Skelter' from The White Album (1968): Deep Beatles”. Something Else!. 2020年4月15日閲覧。
  17. ^ Lewisohn 2005, p. 143.
  18. ^ a b c d White Album 2018, p. 27.
  19. ^ Spitz 2005, p. 794.
  20. ^ Brown, Mike (2007年). “Helter Skelter”. What Goes On. 2018年9月30日閲覧。
  21. ^ a b Lewisohn 2005, p. 154.
  22. ^ ルイソン, マーク、内田久美子(訳)『ザ・ビートルズ・レコーディング・セッションズ完全版』シンコーミュージック、2009年、247頁。
  23. ^ a b Behind the Song: The Beatles, “Helter Skelter”American Songwriter 2019年11月20日
  24. ^ Pandora's Box - Aerosmith”. AllMusic. 2018年11月18日閲覧。
  25. ^ U2 - Helter Skelter”. U2songs.com. 2018年11月18日閲覧。

参考文献

外部リンク




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