ヘッドレタス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 07:40 UTC 版)
ヘッドレタス (L. s. var. capitata) は、別名タマヂシャ(玉ぢしゃ)ともよばれている結球性レタス。地中海沿岸から中近東あたりが原産といわれる。クリスプヘッド型とバターヘッド型に細分することができる。クリスプヘッド型は一般的な結球性のレタスとして普及しているものであり、レタスといえば日本では通常これを指す。クリスプ (crisp) とは、「ぱりぱりした」という意味であり、その名の通り歯触りがよい。バターヘッド型は、日本では一般的にサラダナ(サラダ菜)の名称で通っている。キャベツのような形のクリスプヘッド型とは違い、結球が緩い。 玉レタス - 日本では最もポピュラーな葉が丸く巻くレタスで、単にレタスとよばれている。和名は「玉ぢしゃ」で、クリスプレタスともいう。葉は淡緑色で、水分が多く歯切れが良いのが特徴。生食するほか炒め物やスープなどに使われる。 サラダ菜 - 葉がゆるく結球する品種で、緑色が濃くて厚みがあってやわらかい。歯触りがしんなりしていて玉レタスよりも風味は濃く、ビタミン・ミネラルが多い。加熱調理には不向きで、料理の付け合わせやサンドイッチによく使われる。 バターレタス(ミニレタス) - 玉レタスを小型に改良した品種。サラダ菜に似ているが、葉はやや厚く緑色で中心部のほうは黄緑色が鮮やか。外側の葉はやわらかいが、歯触りは玉レタスに近い。
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