プーリー式計量台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 21:12 UTC 版)
「ブレッジャー・ワームズヒル軽便鉄道」の記事における「プーリー式計量台」の解説
正式名称は「プーリー棹ばかり式計量台」の一部。このはかりは馬車運搬の時代に積荷と車体の重さを量った装置で、イギリス全土の鉄道で必ず採用されていた。近隣メードストンのジューソン社 Jewson Ltd. の寄贈品で、同社が買収した建築物を整備中に発見したのである。建築物がかつてメードストンのバラックス駅 (Maidstone Barracks railway station) の構内と背中合わせだったことから当初はこの駅の設備と考えられたが、調査の結果、その建築物で床面と平らな板が見つかり私設の装置と判明した。製造元のヘンリー・プーリー製造は機械技術者の集団であり、バーミンガムで18世紀に創業、1835年頃から棹ばかり式計量台を始め、のちにアベリー系列の参加に入っても計量器の生産とメンテナンスを専門にした。
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