プロトン・ワジャとは? わかりやすく解説

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プロトン・ワジャ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/10/01 14:13 UTC 版)

プロトン・ワジャ
前期型(2000年-2006年)
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン 直4 1.6L 4G18
直4 1.6L Campro S4PH
直4 1.8L F4P
V6 2L 6A12
変速機 5MT/4AT
駆動方式 FF
全長 4,465-4,470/4,715mm
全幅 1,740mm
全高 1,420mm
ホイールベース 2,600/2,850mm
車両重量 1,210-1,249kg
-自動車のスペック表-

プロトン・ワジャ (Proton Waja) は、マレーシアの自動車メーカー、プロトンにより製造されるセダン型乗用車である。

概要

2000年8月に発売。三菱・カリスマおよび初代ボルボ・S40プラットフォームが用いられ、マレーシア車としては初めて独自に開発されたモデルでもある。また、プロトンのCIもワジャの発売を機に変更された。

1990年代末からプロトンのカンプロエンジンと共に開発が進められたが、ワジャの開発完了時にはカンプロエンジンの開発が完了していなかったため、2006年1月にS4PH型カンプロエンジンが搭載されるまでは三菱自動車工業直列4気筒 1.6L SOHC 4G18型エンジンが搭載された。また、2002年にはルノーの1.8L DOHC F4P型エンジン搭載モデルが発売されたが、マレーシア国内では欧州製エンジンへの信頼性が低かったため、販売は振るわず、翌年には廃止された。トランスミッションについては、1.6L車には4速オートマチックトランスミッションあるいは5速マニュアルトランスミッションが、1.8L車には4速オートマチックトランスミッションのみがそれぞれ用意される。

2006年中旬には1度目のフェイスリフトが行われ、テールライトのデザインが若干変更された。その後、2007年1月19日に2度目のフェイスリフトが行われ、フロントグリルのデザインが変更された。

2005年末にはペルダナV6に用いられる三菱自動車のV型6気筒 2L 6A12型エンジンを搭載し、ホイールベースが延長されたワジャ チャンセラー (Waja Chancellor) が発売されたが、2007年のフェイスリフトは行われず、フロントグリルのデザインは初期のものと同一のものが装着されている。また、トランスミッションは4速ATのみとなる。

また、2001年4月にはイギリス市場にインピアンの名称で輸出が開始された。

車名の由来

「Waja」は「硬さ」を意味し、ボディが頑丈であることを表している。また、イギリス名の「Impian」はマレー語で夢を意味する。

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