プラズマアーク溶接とは? わかりやすく解説

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プラズマアーク溶接

英語 plasma arc welding

電極母材との間に発生させるプラズマアークを利用して行う溶接法である。タングステン電極と被溶接材との間に発生させたアークを使う溶接法で、特徴電極を包むノズルとプラズマガスによりアーク広がらないよう絞られていることである。このためアーク広がりティグ溶接アーク比べ1/4程度となっており、電流密度高められアークとなっている。プラズマアーク溶接では、熱効率高く溶け込み深く、ひずみの少な溶接が可能となる。

プラズマアーク溶接

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

プラズマアーク溶接

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 06:05 UTC 版)

溶接」の記事における「プラズマアーク溶接」の解説

プラズマ利用したアーク溶接一種である。TIG溶接同じくタングステン電極棒からアーク発生させるが、プラズマ・ガスを水冷ノズルの穴を通してアーク細く絞った後に、アーク中に噴射させると、プラズマ・ガスは加熱され高温となり解離して原子状(プラズマ状態)となり、その際多量の熱を発生するその後、プラズマ・ガスはアーク混合され、その混合物溶接熱源としたプラズマジェットを溶接部当ててその熱で母材溶かす半自動溶接同じようシールドガス用いており、溶加材を足すことも可能である。精密な溶接に向く。TIG溶接似ているが、極めて高温なため溶接速度早くタングステン電極ノズルより奥にあり、プラズマノズルにより密度高く安定しているという利点がある。使い勝手経済性問題から、肉盛溶接などに用途限られている。

※この「プラズマアーク溶接」の解説は、「溶接」の解説の一部です。
「プラズマアーク溶接」を含む「溶接」の記事については、「溶接」の概要を参照ください。

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