ブーメランク-BM
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/18 07:44 UTC 版)
ブーメランク-BM(DUBM-30 エポック)は、本車のIFV型であるK-17、クルガネツ-25のIFV型であるB-11、そしてアルマータの重IFV型であるT-15に共通して搭載される無人砲塔システムで、2A42 30mm機関砲とPKT 7.62mm同軸機関銃、砲塔側面に9M133M コルネット-M対戦車ミサイルを4発搭載している。コルネット-Mは2発同時発射が可能で、2つの目標を同時破壊するだけでなく、同一目標に2発のミサイルを僅かな時間差で撃ち込むことでアクティブ防護システムに対抗し得るという。これらの弾薬は乗員区画から隔離され、乗員は車体部から遠隔操作することで生存性の向上に寄与している。 また、各種センサーや目標の自動検知・監視機能など電子装備を強化しており、昼夜ともに最大5,500mの交戦距離を想定している。 この無人砲塔の開発は、ロステック傘下ヴィサコトシニエ・コンプリクシの子会社であるKBP(Конструкторское бюро приборостроения、機械工学設計局)が担当した。
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