ブレンニリス原子力地区とは? わかりやすく解説

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ブレンニリス原子力地区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/02 02:38 UTC 版)

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ブレンニリス原子力発電所
Centrale nucléaire de Brennilis
種類 原子力発電所
電気事業者 フランス電力
所在地 フランス
フィニステール県ブレンニリス
北緯48度21分11.88秒 西経3度52分19.93秒 / 北緯48.3533000度 西経3.8722028度 / 48.3533000; -3.8722028座標: 北緯48度21分11.88秒 西経3度52分19.93秒 / 北緯48.3533000度 西経3.8722028度 / 48.3533000; -3.8722028
1号機
出力 7万 kW
着工日 1962年
営業運転開始日 1967年(1985年運転終了)
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ブレンニリス原子力地区フランス語Site nucléaire de Brennilis)は、フランス共和国フィニステール県ブレンニリスfr:Brennilis)とロックフレ(fr:Loqueffret)の近傍に所在する原子力関連施設。かつては原子力発電所であった。施設はサン=ミシェル貯水池(fr:Réservoir de Saint-Michel)の東岸にあり、ブレストの東45kmロリアンの北西80kmに位置している。

歴史

原子力庁主導により実験原子炉の建設は1962年に開始された。形式は低濃縮ウランを燃料とし、重水と冷却された二酸化炭素を用いたガス冷却重水炉(HWGCR)で、7万kWの発電能力があり、1966年12月23日には原子炉の大部分は完成し[1]、1967年7月9日から運転を開始する。

しかし、1971年に政府はアメリカ合衆国で開発された加圧水型原子炉を主力原子炉とすることを公表し、以後のフランス国内の原子炉技術の方向性が定まった。

1975年8月15日、2度の爆発でタービンが小破し、多数の窓ガラスや電話機が破壊された。これについて過激派のブルターニュ解放戦線(fr:Front de libération de la Bretagne)が犯行声明を出す。

1979年にもブルターニュ解放戦線=ブルターニュ革命軍(en:Breton Revolutionary Army)によって発電所入り口にあった送電鉄塔2本が破壊される。これはテロリストによって原子力発電所が操業を停止した最初の事例となった。

廃止措置の経験

ブレニリ原子力発電所はフランス最初の原子炉解体(廃炉)のモデルケースとなる。原子力庁とフランス電力は後続する廃止のためのモデルとして活用できるよう、透明性のある作業工程を作成する意向を発表する。作業工程は3段階に分けられる。

第1段階

第1段階は1985年に開始し、燃料交換停止され核燃料は使用済燃料プールに保管されるも、所内にあった核燃料は最終的に別の場所に移送される。

  • 核燃料の排出。
  • 排水管系統
  • 完全な運転の終了

第2段階

1995年に公聴会が開催され第2段階に至る「部分的解体」に着手する。1996年には所内の「緑化」のための事前調査が1999年内に提出されると決定される。1996年以降、既に建物3棟が解体されている。

  • 原子炉を除いた建物の除染と解体。
  • 核廃棄物の排出。
  • 原子炉圧力容器の封じ込め。

2000年12月13日、地下水位の上昇により化学処理施設内が浸水する。2001年1月には統合中枢施設で火災が確認される。2005年に第2段階は正式に終了する。

第3段階

第3段階は主に原子炉圧力容器の抑制が含まれ現在進行中である。

原子炉建屋の解体は2015年から2020年までが予定されており、2006年2月9日デクレに拠って原子炉大部分部の解体が承認される。

原子炉の特性

各原子炉の特性は以下のとおり。

原子炉名 格納容器形式
(原子炉形式)
容量(MW) 運用者 建造者 建設開始 試験運転開始 営業運転開始 原子炉の運転終了
炉心熱出力(MWt) 定格出力(MWe) 平均出力(MWe)
Brennilis / EL-4 -
(ガス冷却重水炉)
70 * フランス電力
* 原子力庁
1962年 1967年 1985年

脚注

関連項目

外部リンク


ブレンニリス原子力地区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/06 03:43 UTC 版)

ブレンニリス」の記事における「ブレンニリス原子力地区」の解説

1962年から1967年まで、ブレンニリス原子力地区の原子力発電所稼働していた。これは、重水による冷却能力証明するための実験用原水であった当時ブレンニリス繁栄した原子力地区建設時期には人口増加し操業が始まると税収増加した原発稼働中ブレンニリスは、人口一人あたりの専門税収入がブルターニュ地域圏内で高かった。そしてコミューン現代的な設備備えるため税収手に入れることが許されのである発電能力が7kW小さく当時積極的なフランスのエネルギー政策状況から、1985年ブレンニリス原子力発電所廃止された。現在、原子力発電所解体中である。

※この「ブレンニリス原子力地区」の解説は、「ブレンニリス」の解説の一部です。
「ブレンニリス原子力地区」を含む「ブレンニリス」の記事については、「ブレンニリス」の概要を参照ください。

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