ブルーノイシアタマガエルとは? わかりやすく解説

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ブルーノイシアタマガエル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 13:32 UTC 版)

ブルーノイシアタマガエル
ブルーノイシアタマガエル Aparasphenodon brunoi
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
: 無尾目 Anura
亜目 : カエル亜目 Neobatrachia
: アマガエル科 Hylidae
亜科 : アマガエル亜科 Hylinae
: Aparasphenodon
: ブルーノイシアタマガエル A. brunoi
学名
Aparasphenodon brunoi
Miranda-Rideiro, 1920
英名
Bruno's Casque-headed Frog

ブルーノイシアタマガエルAparasphenodon brunoi)は、両生綱無尾目アマガエル科に分類されるカエル。

生態

南アメリカ北部の熱帯雨林に分布する。樹上性のカエルで、着生植物の間やの樹洞などに生息する。繁殖時は川や池のような深い水域ではなく、浅い水たまりに産卵する。

和名の「ブルーノ」は学名の種小名 brunoi に由来する。また、「イシアタマ」は頭部の皮膚角質化していることによる。

猛毒を持ち、獲物に頭突きをすることで、頭蓋骨にある小さなトゲから毒を注入する。1グラムの毒で大人を80人、ネズミを30万匹殺傷することができるとされる[2]

人間との関係

ペットとして取引されたほか、輸入されたバナナに付いて日本に侵入した例もある。

脚注

  1. ^ Carlos Frederico da Rocha, Sergio Potsch de Carvalho-e-Silva, Monique Van Sluys. 2004. Aparasphenodon brunoi. The IUCN Red List of Threatened Species 2004: e.T55298A11277104. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2004.RLTS.T55298A11277104.en. Accessed on 06 September 2023.
  2. ^ クレイグ・グレンディ『ギネス世界記録 2023』KADOKAWA、2022年11月10日、40頁。ISBN 978-4-04-911140-8 

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