ブラジリアナイト(Brazilianite)

Sao Geraldo do Baixio,Minas Gerais,Brazil
NaAl3(PO4)2(OH)4 標本の幅約3.5cm
黄色いブラジリアナイトの結晶に算盤玉のような面白い形をした水晶が付いています。
美しく興味深い組み合わせの標本です。
ブラジリアナイト(Brazilianite)

Telirio Mine,Linopolis,Minas Gerais,Brazil
NaAl3(PO4)2(OH)4 画像の幅約1.8cm
美しい黄色の透明結晶がブラジリアナイトです。
ブラジリアナイト(Brazilianite)


Big Fish River,Dawson Mining District,Yukon Territory,Canada
NaAl3(PO4)2(OH)4 画像の幅約5mm、標本の幅約3.3cm
カナダ産のブラジリアナイト(ブラジル石)です。
明るい黄色のブラジル産に比べると地味な色合いをしています。
この産地では菱鉄鉱(Siderite)、ゴーマン石(Gormanite)などと共に
産出します。
ブラジリアナイト(Brazilianite)

Minas,Gerais,Brazil
NaAl3(PO4)2(OH)4 画像の幅約2.5cm
白い雲母に付いた黄色の鉱物がブラジリアナイトです。
ブラジル石
(ブラジリアナイト から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/29 22:45 UTC 版)
ブラジル石 | |
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brazilianite(ブラジル産)
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分類 | リン酸塩鉱物 |
化学式 | NaAl3(PO4)2(OH)2 |
結晶系 | 単斜晶系 |
へき開 | 完全 |
モース硬度 | 5.5 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 黄色、緑、無色 |
条痕 | 白色 |
比重 | 2.98 |
蛍光 | レモンイエロー |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
ブラジル石(ブラジルせき、brazilianite)は鉱物(リン酸塩鉱物)の一種。化学組成は NaAl3(PO4)2(OH)2、結晶系は単斜晶系。
産出地
名前の通り、1942年にブラジル・ミナスジェライス州で初めて発見されたが、当初は金緑石と誤認された。本来は"Brazilite"と名付ける予定だったが、既に命名されていてその鉱物の成分が調査中だった(後にバッデレイ石と判明[1])したため、一度命名されたものの銀星石と判明して廃止されていた"Brazilianite"が採用された。その後、アメリカ合衆国などで見つかっている。
性質・特徴
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モース硬度が5.5と低く、完全な劈開があるため、宝石としての加工には向かない。
液体窒素などで極低温にすると退色する。加熱すると200度から300度で無色になる。
脚注
- ^ Brazilite (of Hussak), mindat.org
参考文献
- 「楽しい鉱物図鑑2」、堀秀道著、草思社、1997年 ISBN 4794207530 P.113
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関連項目
外部リンク
- Brazilianite (英語), MinDat.org, 2011年7月14日閲覧。
- Brazilianite (英語), WebMineral.com, 2011年7月14日閲覧。
- ブラジル石 Brazilianite(ブラジル産) - ウェイバックマシン(2004年9月29日アーカイブ分)
固有名詞の分類
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