ブライアン・テイラーとは? わかりやすく解説

ブライアン・テイラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/17 23:46 UTC 版)

ブライアン・テイラー
Brian Taylor
引退
ポジション PG
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 (1951-06-09) 1951年6月9日(73歳)
出身地 ニュージャージー州パースアンボイ
身長(現役時) 188cm (6 ft 2 in)
体重(現役時) 84kg (185 lb)
キャリア情報
出身 プリンストン大学
ドラフト 1972年 23位
選手経歴
1972-1976
1976-1977
1977-1978
1978-1982
ニューヨーク・ネッツ
カンザスシティ・キングス
デンバー・ナゲッツ
サンディエゴ・クリッパーズ
受賞歴
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ブライアン・ドワイト・テイラー (Brian Dwight Taylor, 1951年6月9日 - ) は、1970年代のアメリカ合衆国プロリーグで活躍した元バスケットボール選手。ニュージャージー州パースアンボイ出身、プリンストン大学卒業。ポジションはポイントガード。身長188cm、体重84kg。

経歴

プリンストン大学では2年間のみプレイし、4年生のシーズンを待たずしてプロの世界に入ったが、現役引退後に再び大学に戻り、1983年に卒業している。在学中は通算1,239得点を記録し、1971年のアイビー・リーグ新人王[1]、2年それぞれでオール・アイビーの1stチーム入りをしている。

1972年のドラフトではABAニューヨーク・ネッツNBAシアトル・スーパーソニックスから同時に指名を受けたが、テイラーはネッツと契約した。テイラーは1年目からチームの主要得点源の一人として活躍し、平均15.3得点をあげて新人王を受賞する[1]。翌1973-74シーズンにはジュリアス・アービングがネッツに入団し、大きく戦力アップしたネッツはこの年のファイナルを連覇。テイラーは70年代中盤に全盛期を迎え、1974-75シーズンには初のオールスター出場を果たし、1975-76シーズンにはキャリアハイとなる平均18.8得点を記録。ネッツはこの年も優勝を果たし、テイラーはネッツ在籍中に2度のABA優勝を経験した[1]。また優秀なディフェンダーでもあったテイラーは2年連続でオールディフェンシブ1stチームに選ばれている。

このシーズン終了後にABAはNBAに吸収合併される形で消滅し、テイラーはネッツからカンザスシティ・キングスに移籍し、さらにデンバー・ナゲッツにトレードされた。1979-80シーズンから4シーズンサンディエゴ・クリッパーズでプレイ。ネッツ時代は主にスコアラーとしてプレイしたテイラーだがクリッパーズではプレイメーカーとしても活躍し、最後の2シーズンはいずれも平均6アシスト以上をあげた。1982年に現役から引退。ABA/NBA10シーズンの成績は、通算7,868得点2,478アシスト、平均13.1得点4.1アシストだった。現役引退後はロサンゼルス市内の高校の校長となった。

個人成績

* リーグ1位
太字 キャリアハイ
ABAチャンピオン

レギュラーシーズン

Season Team GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1972-73 NYN 63 32.3 .515 .160 .743 3.2 2.8 15.3
1973-74† 75 33.4 .476 .276 .699 2.9 4.5 2.1 .3 11.1
1974-75 79 33.1 .513 .217 .765 2.9 3.6 2.8* .3 14.0
1975-76† 54 32.1 .489 .421* .792 3.0 3.8 2.3 .4 16.7
1976–77 KCK 72 34.6 .504 .818 3.3 4.4 2.8 .2 17.0
1977–78 DEN 39 31.3 .452 .765 2.5 3.4 1.8 .2 11.6
1978–79 SDC 20 10.6 .361 .889 1.3 1.0 1.2 .0 3.8
1979–80 78 35.3 .467 .377 .802 2.4 4.3 1.9 .3 13.5
1980–81 80 28.9 .525 .383* .789 1.9 5.5 1.5 .3 10.1
1981–82 41 40 31.1 .503 .365 .818 2.3 5.6 1.1 .2 10.8
Career 601 40 31.9 .493 .356 .780 2.7 4.1 2.1 .3 13.1
All-Star 2 25.0 .545 .000 .600 2.5 5.5 4.0 .0 13.5

プレーオフ

Year Team GP MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1973 NYN 5 33.2 .483 .000 .800 3.2 2.2 13.6
1974† 14 36.2 .518 .667 .767 4.4 4.4 2.4 .3 14.1
1975 5 37.2 .361 .333 1.000 2.4 2.8 1.4 .2 6.2
1976† 13 36.5 .380 .300 .739 2.6 3.5 2.0 .2 15.8
Career 37 36.1 .440 .324 .768 3.3 3.6 2.1 .3 13.5

脚注

外部リンク


ブライアン・テイラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 16:02 UTC 版)

ジェニー・シリーズ」の記事における「ブライアン・テイラー」の解説

ジェニーの夫。天才ヴァイオリニストニューヨークイースト・ヴィレッジ出身。マーカイ・ウェイン牧師孤児院育ち幼少の頃からバイオリンを学ぶ。「祭壇前に、まるで捧げるように置かれていた」捨て子だったとのこと

※この「ブライアン・テイラー」の解説は、「ジェニー・シリーズ」の解説の一部です。
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アメリカ合衆国の男子バスケットボール選手 ブランドン・ラッシュ  ジョシュ・ハワード  ブライアン・テイラー  クリフォード・ロビンソン  ヴィンセント・ヤーブロー
アメリカ合衆国のバスケットボール選手 ダン・ディッカウ  ジョシュ・ハワード  ブライアン・テイラー  クリフォード・ロビンソン  ヴィンセント・ヤーブロー
デンバー・ナゲッツの選手 クリス・アンダーセン  ドン・チェイニー  ブライアン・テイラー  ヴィンセント・ヤーブロー  ウィルソン・チャンドラー
ABA選手 レイ・スコット  オースティン・カー  ブライアン・テイラー  ゼルモ・ビーティ  スウェン・ネイター
カンザスシティ・キングスの選手 ドン・コージス  ロン・ブーン  ブライアン・テイラー  ルーシャス・アレン  ジミー・ウォーカー
サンディエゴ・クリッパーズの選手 ジョー・ブライアント  ランディ・スミス  ブライアン・テイラー  スウェン・ネイター  マヌート・ボル
ニューヨーク・ネッツの選手 ブライアン・テイラー  スウェン・ネイター  ラリー・ケノン  ネイト・アーチボルド

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