フレイザーバレー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 09:09 UTC 版)
「2021年11月北アメリカ太平洋岸北西部水害」の記事における「フレイザーバレー」の解説
アガシー(英語版)近郊のフレイザー川北側では、複数の土砂崩れにより州道7号線(英語版)が通行止めとなり、300人以上が取り残された。取り残された人々は、少なくとも2夜を車両内で過ごした後、コモックス空軍基地(英語版)から出動した捜索救難ヘリコプター3機により救助された。フロート水上機運航会社ハーバーエア(英語版)は、州道7号線を利用できない避難住民のために、ハリソン湖からバンクーバー中心部までの特別便を運航した。VIA鉄道とカナディアン・ナショナル鉄道は、ホープ(英語版)からバンクーバーのパシフィックセントラル駅(英語版)まで避難用列車を運行した。11月17日には、州道7号線のアガシーとホープの間の区間で西行きの通行が一部再開された。 地域の主要公共交通機関も、主要幹線道路の迂回や通行止めにより悪影響を受けた。フレイザーバレー中心部では、ラングリーから州道1号線を経由してチリワック(英語版)まで運行するフレイザーバレーエクスプレス66番が、州道1号線の洪水により、ラングリーとアボッツフォードの間での短縮運行となった。12月1日、ウエストコーストエクスプレスの通勤列車が、カナダ太平洋鉄道の線路の土砂崩れのため、ミッションシティ駅(英語版)とメイプルメドウズ駅(英語版)の間で運休となった。これを受けて、影響を受けた駅間では、通勤列車の運行時間帯にバスによる振替輸送が行われた。
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