フレイザー錯視
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 03:26 UTC 版)
フレイザー錯視は、イギリスの心理学者ジェームス・フレイザーが1908年に発表した錯視。中央を共有する複数の円の上に傾き錯視が現れるようにすることで得られ、同心円が渦巻きのように見えるようになる。これは、水平から若干傾けた斜線を平行に置くことで、全体としては水平であるはずの直線が、傾き方向に傾いて見える現象を利用している。 なお、直線でも同じ錯視は現れ、傾いて見える。また、他の傾き錯視を用いてもフレイザー錯視のような渦巻き錯視の作図が可能であることが示されている。
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