フランスSS突撃大隊第3中隊とは? わかりやすく解説

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フランスSS突撃大隊第3中隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/08 00:28 UTC 版)

ピエール・ロスタン」の記事における「フランスSS突撃大隊第3中隊」の解説

1945年4月24日午前3時頃、グスタフ・クルケンベルクSS少将ベルリンから送られてきた「『シャルルマーニュ師団連隊)の将兵をもって1個突撃大隊編制し最短距離でベルリンまで来るように」という内容テレグラム受け取った。 クルケンベルクは直ちアンリ・フネSS義勇大尉指揮執る第57SS大隊全部隊、第58SS大隊の1個中隊、そして師団戦術学校から成る1個突撃大隊、すなわち「フランスSS突撃大隊」(Französische SS-Sturmbataillon)を編制した。この時、ピエール・ロスタン武装上級曹長の第58SS大隊第6中隊は、自分たちが第58SS大隊出身ベルリン行き志願した唯一の中隊となったことを誇り思ったロスタン整列した自分中隊将兵対し次のように言った。 「 野郎ども俺たちベルリン防衛のために出陣する! 第6中隊にはただの1人として臆病者がいないことを俺は願っているぞ。志願者は1歩前へ進め。 」 そして、一瞬躊躇無く第58SS大隊第6中隊将兵125全員が1歩前へ進みロスタンの第58SS大隊第6中隊はフランスSS突撃大隊第3中隊と化したベルリン行き志願したフランス人義勇兵たちには、「シャルルマーニュ師団連隊)に残されていた武器弾薬のほとんどが与えられた。この時、フネ第57SS大隊出身将兵はほぼ全員StG44(突撃銃)与えられたが、第58SS大隊出身ロスタン中隊で運良く突撃銃与えられた者は中隊全体の約3分の1将兵だけであった。 なお、ポメラニア戦線敗退後のフランス人義勇兵たちに食糧が満足に支給されたのはこの時が最初で最後であったが、彼らは食糧多く持って行くよりも弾薬多く持って行くことを選んだ

※この「フランスSS突撃大隊第3中隊」の解説は、「ピエール・ロスタン」の解説の一部です。
「フランスSS突撃大隊第3中隊」を含む「ピエール・ロスタン」の記事については、「ピエール・ロスタン」の概要を参照ください。

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