フォックスギャップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 06:31 UTC 版)
「サウス山の戦い」の記事における「フォックスギャップ」の解説
直ぐ南ではD・H・ヒル少将師団の他の部隊がレノの第9軍団に対してフォックスギャップを守った。北軍ジェイコブ・ドルソン・コックス少将のカノーハ師団による午前9時の攻撃で、峡谷より南の地域の大半は確保した。この動きの中で第23オハイオ連隊のラザフォード・ヘイズ中佐(後の大統領)が側面攻撃を率い、重傷を負った。コックスは峡谷の頂部にある石壁背後に陣取るノースカロライナ部隊を押し込んだが、兵士達が疲れていたので掴んだ優勢に付け込むことができず、ダニエル・ワイズ農園周辺の峡谷に南軍の援軍が配置されるのを許してしまった。リノは軍団の残り部隊を前進させたが、折悪しく南軍ジョン・ベル・フッド准将の援軍が到着し、守備隊を押しのけることができなかった。北軍のジェシー・L・リノ少将と南軍のサミュエル・ガーランド・ジュニア准将がフォックスギャップで戦死した。北軍兵は南軍兵士の死体をワイズ農園の井戸に投げ込み、補償のためにワイズに60ドルを支払った。
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