フィールド・フラッシング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 22:45 UTC 版)
「自己励起発電機」の記事における「フィールド・フラッシング」の解説
発電機を起動するのに十分な残留磁気がない場合、通常、別の電源からローターに電流を注入するための対策が講じられる。これは、バッテリーや直流の家庭用電源などから供給する、または交流電源から整流器を通した電流である可能性がある。この初期電流は非常に短時間しか必要とされないため、フィールド・フラッシングと呼ばれる。小さなポータブル発電機セットでさえ、再起動するためにフィールド・フラッシュが必要になる場合がある。 臨界界磁抵抗とは、シャントジェネレータが励磁する、ある回転数における界磁回路抵抗の最大値である。シャントジェネレーターは、界磁回路抵抗が臨界界磁抵抗より小さい場合にのみ電圧を発生させる。これは、ある速度での発電機の開路特性の接線である。
※この「フィールド・フラッシング」の解説は、「自己励起発電機」の解説の一部です。
「フィールド・フラッシング」を含む「自己励起発電機」の記事については、「自己励起発電機」の概要を参照ください。
- フィールド・フラッシングのページへのリンク