ファローシャッフル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/14 03:47 UTC 版)
「シャッフル (カード)」の記事における「ファローシャッフル」の解説
フェイロシャッフル・コンバインシャッフル・ウィーヴとも呼ばれる。リフルシャッフルと似ているが2つに分けたパケットの端を噛み合わせるときにカードの端をはじくのではなく、端同士を押し付けるようにする。熟練すればデッキを正確に2等分し、2つのパケットを完全に1枚ずつ噛み合わせることも可能となる。これをパーフェクトシャッフルという。パーフェクトシャッフルを何度も繰り返したときのカードの動き方には数多くの数理的な考察が発表されている。片手のみでファローシャッフルを行うことを特に、ワンハンドシャッフルと呼ぶ。 これもトレーディングカードゲームで頻繁に用いられる。TCGで使われるカード・スリーブは端が接着のために細くなっており、中心はカード厚みでふくらんでいるため、行いやすいが、スリーブの寿命が縮まる欠点もある。トランプで行うのは難易度が高いとされる。 リフルシャッフルとファローシャッフルは1枚1枚はよく混ざる反面、元のデッキの最上部のカードは上部に、元の最下部のカードは下部に残りやすく、デッキの全体としての流れが変わりづらいという欠点がある。したがって、多くの場合他のシャッフル法やカットとの併用が求められる。
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