ファミリーマートからCUへ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/12 02:38 UTC 版)
「CU (コンビニエンスストア)」の記事における「ファミリーマートからCUへ」の解説
日本のコンビニエンスストア企業であるファミリーマートは、1990年から、サムスングループ系とされる当時の晋光グループとフランチャイズ契約を結んで、韓国で7267店(2012年5月末時点)を展開し、韓国最大のコンビニエンスストア・チェーンを形成していた。しかし、フランチャイジーである晋光ファミリーマートが独立志向を強め、2012年6月から、社名をBGFリテールに改めるとともに店舗のブランドを「CU ウィズ・ファミリーマート」と改め、さらに2014年に至り、BGFリテールの新規株式公開に合わせてファミリーマートが保有していたBGFリテールの株式の25%を全て売却して提携を解消したことで、ブランドは「CU」となった。2014年2月末時点で、店舗数は7925店であり、依然として韓国最大のコンビニエンスストア・チェーンである。 提携の解消に際して、BGFリテール側は「もう日本企業の世話にならなくてもいい」、「韓国コンビニ業界のナンバー1が、日本のナンバー3に学ぶことはない」と語ったとされている。 2017年にイランに初の海外店舗を出店。2018年にはモンゴルにも進出し、「日本との協力関係を終え(ファミリーマートから)CUに独立した2012年以降、海外ブランドを使用したフランチャイジー企業から、海外でロイヤリティを稼ぐフランチャイザーに成功的に変身を成し遂げた」と評価した。今後、飽和状態の韓国市場から、海外市場に活路を見出すとしている。
※この「ファミリーマートからCUへ」の解説は、「CU (コンビニエンスストア)」の解説の一部です。
「ファミリーマートからCUへ」を含む「CU (コンビニエンスストア)」の記事については、「CU (コンビニエンスストア)」の概要を参照ください。
- ファミリーマートからCUへのページへのリンク