ファイロ・ガッブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/01 13:35 UTC 版)
「エリス・パーカー・バトラー」の記事における「ファイロ・ガッブ」の解説
通信教育探偵ファイロ・ガッブ(Philo Gubb)のシリーズは1913年から1915年にかけて「レッド・ブック」誌に連載され、1918年にリー・アーヴィンが挿絵を手がけた短編集「Philo Gubb, Correspondence-School Detective」がボストンのホートン・ミフリン社から刊行された。 ガッブはミシシッピー川沿いの小さな田舎町、リヴァーバンク在住の迷探偵である。本業は経師屋(表具師)だが、シャーロック・ホームズの大ファンで、趣味が高じた挙句に「ライジングサン・ディテクティヴ・エージェンシーズ・コレスポンダンス・スクール・オブ・ディテクティブ」を受講・終了、私立探偵事務所を開業する。 シャーロック・ホームズに習って、常にガウンと鹿打ち帽、パイプといういでたち。顕微鏡と変装セットをかたときも手離さない。自分では変装の名人だと信じているもののその変装にだまされるものは一人もいないのがご愛嬌である。
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