ファイル名の扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/26 08:14 UTC 版)
「Apple Filing Protocol」の記事における「ファイル名の扱い」の解説
AFPでは、3種類のファイル名を扱うことができる。 Short Name(MS-DOS互換の8.3形式、AFP 1.1以降) Long Name(HFS互換の31バイト制限、AFP 1.1以降) AFPName(実質的に長さ制限なし、AFP 3.0以降) Short NameとLong Nameは最初のAFP 1.1から定義されているが、現在Short Nameをサポートする実装は稀であろう。 Mac OS 9迄はファイル名に31バイトの制限があり、一般には「短いファイル名」と呼ばれているが、仕様上は「Long Name」であることに注意されたい。ファイル名に使われる文字コードはMac OSの言語によって異なる。日本語版のMac OS(或は漢字Talk)ではMacJapaneseが使われる。 macOSのためのAFP 3.xでは、AFPNameが使えるようになった。ファイル名に使われる文字コードはUnicodeであるため、さまざまな言語を混ぜて使うことができる。31バイトを越えることができるため、一般に「長いファイル名」と呼ばれるのはこれである。 ファイル名に使えない文字は制御文字NULLとコロン「:」の2文字である。 大文字小文字の区別は元々なかったが、AFP 3.2から区別する機能も追加された。
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