ファイナル第2戦の中止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 23:15 UTC 版)
「2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN」の記事における「ファイナル第2戦の中止」の解説
リーグ優勝が決まるファイナル第2戦(JT-久光)が、両チームから陽性判定者が複数人出たことにより中止となった。それにより、第2戦は新型コロナウイルス対策に関する規程により「勝敗をつけない」取り扱いとなったため、第1戦で勝ちファイナルの成績でリードしている久光の優勝となり、JTは準優勝となった。 シーズン最後の優勝を決する試合が中止となり、代替試合を予定しなかった件について、Vリーグ機構事務局長の日置康夫は記者会見において、同機構会長の國分裕之と両チームの代表者によるオンライン協議の末、翌週以降にJTが出場するアジアクラブ選手権、4月30日に開幕する黒鷲旗全日本男女選抜大会、日本代表登録メンバーの合宿参加などがあり、再試合を開催するのが物理的に困難であり再試合を開催しないことを決断したと説明した。Vリーグ機構側は苦渋の決断であることを強調したが、2020年には、V・チャレンジマッチのV1・V2男子入替戦が中止になったときも同様の理由が述べられており、重要な試合が中止になったときの代替措置の面で改善されていない点が明るみに出て、リーグが掲げる「ファンファースト」の姿勢に疑問の声が挙がるものとなった。
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