ピンヅモのありなし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 05:37 UTC 版)
「平和 (麻雀)」の記事における「ピンヅモのありなし」の解説
符のないアガリというのが平和の定義であり、ツモ和了の場合はツモ符2符が付くため、定義上、ツモ和了のときは平和が成立しないことになる。しかし、現在の標準的なルールではツモ符2符を無視することにより平和の成立を認める。これを平和ツモあり、ピンヅモあり、ツモピンありなどという。点数計算の上では自摸八(ツモはち)、自摸八計算などという。これに対し、原則通りにツモ和了のときは平和が成立しないルールのことを平和ツモなし、ピンヅモなし、ツモピンなしなどという。ピンヅモなしの場合、例えばツモ平和はツモのみとなり、20符2飜の400/700ではなく30符1飜の300/500として計算する。ただし、ピンヅモなしの場合でも平和と門前加符10符は両立するため、栄和のときはどちらも同じ点数になる。 ピンヅモありは関東を中心とした東日本で採用されていることが多く、ピンヅモなしは関西を中心とした西日本で採用されていることが多い。ただし、近年は西日本でもフリー雀荘を中心にピンヅモありを採用していることが多く、広く普及している。そのため現在では、ピンヅモなしは完全先付けなどと共にローカルルールの一つとされる。また、平和とツモ符との両立を認め、ツモ平和を30符2飜の500/1000として計算するローカルルールも存在する。符なしルールでは符の概念がないため、ツモ平和はそのまま2飜となる。
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