ピサノ・アレックス幸冬堀尾とは? わかりやすく解説

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ピサノ・アレックス幸冬堀尾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/08 21:32 UTC 版)

ピサノ アレックス幸冬堀尾
名前
本名 ピサノ・アレクサンドレ 幸冬 堀尾
PISANO Alexandre Kouto Horio
愛称 ピサノ
カタカナ ピサノ アレックス コウト ホリオ
ラテン文字 PISANO Alex Kouto Horio
基本情報
国籍 日本
生年月日 (2006-01-10) 2006年1月10日(19歳)
出身地 愛知県春日井市
身長 197cm
体重 90kg
選手情報
在籍チーム 名古屋グランパス
ポジション GK
背番号 35
利き足 右足
ユース
2021-2023 名古屋グランパスU-18
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2024- 名古屋グランパス 9 (0)
代表歴2
2023  日本 U-17 0 (0)
2025-  日本 U-20 1 (0)
2025- 日本 1 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2025年7月3日現在。
2. 2025年7月8日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ピサノ・アレクサンドレ 幸冬 堀尾(ピサノ アレクサンドレ こうと ほりお、2006年1月10日 - )は、愛知県春日井市出身のプロサッカー選手Jリーグ名古屋グランパス所属。ポジションはゴールキーパー(GK)日本代表

Jリーグでの登録名はピサノ アレックス幸冬堀尾[1]

来歴

名古屋グランパス

2023年8月16日、名古屋グランパスのU-18チームからトップチーム昇格内定が発表された[2][3]。2024年4月17日に行われたルヴァンカップ1stラウンド2回戦の大宮アルディージャ戦に先発・フル出場でプロデビューを果たし、2-0でクリーンシートを達成した[1][4][5]

2025年5月3日、シュミット・ダニエルが前日のトレーニング中に負傷してベンチ外となったことで[6]国立競技場で開催されたJ1リーグ第14節清水エスパルス戦での先発出場が急遽決まり、52,847人が来場したJリーグデビュー戦で無失点に抑えて勝利に貢献した[7][8]。それ以降も先発出場を続け、5月は6戦無敗を記録。この活躍が評価されて6月17日に5月のJ1リーグ月間ヤングプレーヤー賞を初受賞した[9][10]

代表

2023年10月25日、インドネシアで開催される2023 FIFA U-17ワールドカップに出場するU-17日本代表メンバーに選出されたものの[11]、出場機会はなかった。

2025年5月29日、第51回モーリスレベロトーナメントに出場するU-20日本代表メンバーに選出され[12]、6月7日に行われたグループステージ第2節のU-20メキシコ代表戦に出場した[13]

2025年7月3日、韓国龍仁ミルスタジアムで開催されるEAFF E-1サッカー選手権2025に出場する日本代表メンバーに選出され、A代表初招集となった[14]

人物

  • 父親はカナダ人、母親は日本人である[5][15]
  • フルネームの「堀尾」は日本名の姓、「幸冬」は日本名のファーストネームにあたり、「幸冬」の2文字はそれぞれ自身の誕生前に死んでしまった愛犬の「ハッピー」と、誕生月(1月)の季節に由来している[16]
  • 英語圏出身の父親がいる家族やミッチェル・ランゲラックからは「アレックス」、周囲からは「ピサノ」と呼ばれている[16]

所属クラブ

個人成績

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 天皇杯 期間通算
2024 名古屋 35 J1 0 0 1 0 0 0 1 0
2025 9 0 1 0 0 0 10 0
通算 日本 J1 9 0 2 0 0 0 11 0
総通算 9 0 2 0 0 0 11 0
出場歴

代表歴

試合数

  • 国際Aマッチ 1試合 0得点(2025年 - )


日本代表 国際Aマッチ
出場 得点
2025 1 0
通算 1 0

出場

No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 監督 大会
1. 2025年7月8日 龍仁 龍仁ミルスタジアム 香港 ○6-1 森保一 EAFF E-1サッカー選手権2025

出典

  1. ^ a b ピサノ・アレックス幸冬堀尾 - J. League Data Siteによる選手データ (日本語)
  2. ^ 名古屋グランパスU-18 ピサノ アレクサンドレ幸冬堀尾選手 トップチーム昇格内定のお知らせ』(プレスリリース)名古屋グランパス、2023年8月16日https://nagoya-grampus.jp/news/pressrelease/2023/0816u-18-31.php2025年1月11日閲覧 
  3. ^ ピサノ アレクサンドレ幸冬堀尾選手、2024シーズントップチーム昇格内定オンライン会見”. インサイド・グランパス(名古屋グランパス) (2023年8月16日). 2025年1月11日閲覧。
  4. ^ 公式記録 J.League Data Site
  5. ^ a b 本田健介 (2024年4月18日). “名古屋アカデミーが生んだ大型GKピサノアレクサンドレ幸冬堀尾が嬉しいプロデビュー。18歳で堂々のプレー”. サッカーダイジェスト. 2025年1月11日閲覧。
  6. ^ シュミット ダニエル選手のけがについて』(プレスリリース)名古屋グランパス、2025年5月5日https://nagoya-grampus.jp/news/pressrelease/2025/0505post-2483.php2025年7月3日閲覧 
  7. ^ 石川祐介 (2025年5月3日). “名古屋守護神シュミット欠場は今朝決定…長谷川監督が明かす19歳GKピサノの国立Jリーグデビュー顛末”. ゲキサカ. 2025年5月3日閲覧。
  8. ^ 石川祐介 (2025年5月3日). “名古屋が今季J1最多5万2847人の国立デーゲームで快勝! J1デビュー19歳GKピサノは完封に貢献、清水は3連勝でストップ”. ゲキサカ. 2025年5月3日閲覧。
  9. ^ 明治安田Jリーグ月間ヤングプレーヤー賞 5月度 名古屋グランパス GK35ピサノ アレックス幸冬堀尾”. Jリーグ (2025年6月17日). 2025年7月3日閲覧。
  10. ^ 名古屋グランパスGKピサノ、5月の月間ヤングプレーヤー賞初受賞「すべての方の支えがあってこそ」”. GRAMPUS WATCHER(中日スポーツ) (2025年6月17日). 2025年7月3日閲覧。
  11. ^ FIFA U-17 ワールドカップ インドネシア 2023 2023/11/10(金)~2023/12/2(土)』(プレスリリース)日本サッカー協会、2023年10月25日https://www.jfa.jp/national_team/u17_2023/u17_worldcup2023/member.html2025年7月3日閲覧 
  12. ^ 第51回モーリスレベロトーナメント 2025/6/3(火)~2025/6/15(日)』(プレスリリース)日本サッカー協会、2025年5月29日https://www.jfa.jp/national_team/u20_2025/mauricerevellotournament_2025/member.html2025年7月3日閲覧 
  13. ^ U20日本代表、西原源樹が先制弾も…モーリスレベロトーナメント2戦目はメキシコにPK負け”. サッカーキング (2025年6月7日). 2025年7月3日閲覧。
  14. ^ SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー・スケジュール 東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国』(プレスリリース)日本サッカー協会、2025年7月3日https://www.jfa.jp/national_team/mens_all_2025/news/00035265/2025年7月3日閲覧 
  15. ^ 飛躍するための準備は整った。名古屋U-18GKピサノアレクサンドレ幸冬堀尾が証明する“2年間”の意味”. ゲキサカ (2023年3月13日). 2025年1月11日閲覧。
  16. ^ a b 渡辺拓海 (2024年1月25日). “新人GKピサノのフルネームは「ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾」と長い。「堀尾」は…”. グランパスウォッチャー(中日新聞). 2025年1月11日閲覧。

関連項目

外部リンク





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