ビルディングブロック戦略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/28 23:45 UTC 版)
「SKYACTIV TECHNOLOGY」の記事における「ビルディングブロック戦略」の解説
自動車の燃費向上にあたり、エンジン、トランスミッション、プラットフォームといったベース技術の基本性能を優先的に高めた上で、電気デバイスの採用を拡大するマツダの戦略。マツダは2020年においても内燃機関が主要なパワートレーンとしての割合を占めると予測しており、ベース技術の性能を高めておけば電気デバイスの負荷が相対的に小さくて済むとしている。この戦略におけるベース技術がスカイアクティブ・テクノロジーにあたる。ビルディングブロック戦略における電動化技術には以下の3つが含まれる。 第1段階「i-stop」 アイドリングストップ技術。 第2段階「i-ELOOP」 減速エネルギー回生技術。 第3段階「SKYACTIV-HYBRID」 モーター駆動技術。 2010年3月のトヨタ自動車とのハイブリッドシステム (THS-II) のライセンス供与の合意を受け、2013年11月にアクセラに搭載され発売された。プリウスシリーズ等と同じシステムを利用するため、エンジンはTHS-IIの特性に合わせたSKYACTIV-Gを利用し、出力値もトヨタ車と同一値に合わせている。
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