ビフレンダーズ系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 03:35 UTC 版)
ビフレンダーズ(en:Befriender)というのは、世界で最初に電話での人生相談を始めたとされるセンターであり、日本に支部を設置し日本でも活動している。 歴史 1950年代、イギリスでは自殺者が増加していたのだが、それに心を痛めたロンドンの聖公会司祭チャド・ヴァラー(Chad Varah)が、世界で初めて自殺予防のための電話相談を1953年に行った。1974年には、イギリスでのチャド・ヴァラーらの活動に賛同する世界各地の自殺防止センターが、国際的組織「国際ビフレンダーズ」(Befrienders Worldwide)を設立した。その日本におけるセンターとして、1978年に大阪自殺防止センターが、1998年に東京自殺防止センターが設立され、活動を拡大し、現在の日本の「いのちの電話」となっている。 自殺を考えるほどの深い悩みや辛さを抱えているが相談する相手がいない人の話を聞いてくれ相談相手になってくれる。匿名での電話でも可能である。複数の団体により全国に電話が配置されており、その半数ほどは24時間受付である。匿名での相談が可能であり、秘密を厳守してくれる。ボランティアによる活動であり、無料で相談することができる。 自殺予防の活動も行っている。
※この「ビフレンダーズ系」の解説は、「人生相談」の解説の一部です。
「ビフレンダーズ系」を含む「人生相談」の記事については、「人生相談」の概要を参照ください。
- ビフレンダーズ系のページへのリンク