ビッグレースでの活躍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 07:45 UTC 版)
「UCIプロ・チーム」の記事における「ビッグレースでの活躍」の解説
プロフェッショナルコンチネンタルチームと所属する選手にとって、露出度の高いUCIプロツアーやツール・ド・フランスをはじめとしたグランツールは、格好のアピールの場であり、高いモチベーションで臨んでくる。中には特定のレースのみに照準を絞って参加してくるチームすらあり(2008年のジロ・デ・イタリアで活躍したCFSグループ・ナヴィガーレが典型)、トップカテゴリーであるUCIプロチームに勝るとも劣らない成績を上げることがままある。 例えば2007年のツール・ド・フランスではバルロワールド所属のマウリシオ・ソレールが山岳賞を獲得したほかロバート・ハンターはステージ1勝をあげてポイント賞でも2位に入るなど大活躍した。 2008年の場合は、パリ~ニースではスキル・シマノのクレメント・ロテレリが山岳賞を獲得。このほかティレーノ~アドリアティコやバスク一周でもプロコンチーム所属の選手がステージ優勝した。 さらにジロ・デ・イタリアでも連日のように逃げを決めたり、ステージ優勝争いを繰り広げ、スリップストリームが第1ステージ、ティンコフ・クレジットシステムが第5、第19ステージ、LPRブレーキが第7ステージ、セッラメンティが第11ステージを制覇。CFSグループ・ナヴィガーレに至っては第6、第14、第15、第20と4つのステージで勝利し、同チーム所属のエマニュエル・セッラが圧倒的な力で山岳賞を獲得。結局21のステージのうち9ステージでプロコンチームが優勝を収める結果となった。
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