ビカリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 09:01 UTC 版)
「なぎビカリアミュージアム」の記事における「ビカリア」の解説
ビカリアはウミニナ科の大型で棘を持つ円錐形の巻貝の属であり、現在から約1600万年前にあたる新生代新第三紀中新世中期の地層である勝田層群から多産する。保存状態は酸性の生息環境やカキやフジツボやヤドカリなどによる影響が確認できるほど良好である。また、ビカリア以外にも勝田層群吉野層からはマングローブ林のある河口を示唆する貝化石が産出している。1600万年前の奈義町周辺は海抜0メートル地帯であったと推測されており、なぎビカリアミュージアムでは化石資源を活かした教育普及活動が行われている。
※この「ビカリア」の解説は、「なぎビカリアミュージアム」の解説の一部です。
「ビカリア」を含む「なぎビカリアミュージアム」の記事については、「なぎビカリアミュージアム」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
Weblioに収録されているすべての辞書からビカリアを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からビカリアを検索
- ビカリアのページへのリンク