ヒロズトカゲとは? わかりやすく解説

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ヒロズトカゲ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/14 03:05 UTC 版)

ヒロズトカゲ
ヒロズトカゲ Plestiodon laticeps
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
: トカゲ科 Scincidae
: トカゲ属 Plestiodon
: ヒロズトカゲ P. laticeps
学名
Plestiodon laticeps
(Schneider, 1801)
和名
ヒロズトカゲ
英名
Broad-headed skink

ヒロズトカゲ(広頭蜥蜴、学名Plestiodon laticeps)は、トカゲ属に分類されるトカゲの一種である。

分布

アメリカ合衆国南東部固有種

形態

全長17-32cm。

幼体は色彩が黒や暗褐色で、5本の明色の縦縞が入る。また尾が青い。オスの成体は頭部の幅が広くなる。種小名laticepsは「広い頭の」の意で、和名や英名(Broad-headed=幅広い頭をした)と同義。

生態

やや湿度の高い森林に生息する。地表性だが、高木に登ることもある。昼行性で、夜間は倒木の下等で休む。

食性は動物食で、昆虫類等を食べる。

繁殖形態は卵生。5-7月に倒木の下やリッター層等に1回に6-16個の卵を産む。母親は卵が孵化するまで保護する。

人間との関係

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。生息地では保護の対象とされているため、流通量は少なく変動がある。

関連項目

参考文献

  • 千石正一監修 長坂拓也編 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、56頁。
  • 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2 ヤモリ上科&スキンク上科』、誠文堂新光社2004年、83頁。

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