ヒット後の影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 07:51 UTC 版)
「君がいるだけで/愛してる」の記事における「ヒット後の影響」の解説
「君がいるだけで」のヒットが影響したのか、それまでの彼らのイメージだった「アングラ的な雰囲気を持った怪しいバンド」から「日本を代表するJ-POPバンド」と認識されることも多く、路線変更を余儀なくさせられたと後にメンバーは語っている。当時、石井はこの曲の歌い出しの歌詞から「『たとえば~』の人」と言われたこともあった。この歌い出しについては、石井がテレビを観ていた時に、あるアナウンサーが「たとえば」という言葉をよく使っていたことに目を付け「このフレーズがあったらみんな聴きたくなるんじゃないだろうか」と思ってこの曲の最初に付けたという。 『Octave』を引っ提げ行われたホール・アリーナツアー「SHARISHARISM DECADENCE」では、そういったイメージを持ったファンを振り落とすかのように本作を第一興商のカラオケマシーンで歌うといった行為を行ったりするもののイメージは拭い切れなかった。米米CLUBの解散理由には「こういったものもあった」と、度々石井が雑誌などで発言していた。 日本テレビ系『FAN』に出演し各曲を評価した際に石井が「売れすぎた曲」と評論したほか、再結成時にテレビ出演した際には「実は意外と難しい曲。日本語として考えると少し変なイントネーションなので歌う時には『たとえば君がいるだ~けで』の『だ』と『け』の間でブレス(息継ぎ)をすると上手く歌えます」と語っている。 1995年に音楽之友社が発行する高等学校の音楽教科書に「君がいるだけで」が掲載された。
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