ヒゲブトハネカクシ

害虫の種類

ヒゲブトハネカクシ

節足動物門　昆虫綱　コウチュウ目　ハネカクシ科 Staphylinidae

ハネカクシ類　Staphylinidae

ヒゲブトハネカクシの１種

この害虫が属する群

カビから発生する虫(2)　食菌性の甲虫

この害虫のグループ

• ヒメマキムシ類　Lathridiidae
• ハネカクシ類　Staphylinidae
• ケシキスイ類　Carpohilus
• その他の甲虫類

主な種類
ヒゲブトハネカクシ類　Aleochara
コガシラハネカクシ類　Philonthus ほか

害虫のカテゴリ
不快害虫、混入異物

形態
　ヒゲブトハネカクシ類は体長数mmで、体色は黒色～黒褐色である。コガシラハネカクシ類は体長5～10mm程度、黒色のものが多い。

分布
　ヒゲブトハネカクシ類、コガシラハネカクシ類とも複数の種類が含まれるが、屋内発生種は全国に分布する。

被害
　カビが生えた壁、排水溝の周辺、吸湿してカビた食品などから多数発生し、照明付近を飛び回ったりして、不快にさせられる。また、食品などへの異物混入になる。

生態
　変質してカビの生えた食品、腐ったキノコや有機物が多い汚泥などから発生する。

特記事項
　除湿に心がけ、黴の発生を防ぐ。黴の生えた壁や排水菅・排水溝は洗浄や清掃をする。また古くなった食品は廃棄する。室内を多数飛翔している場合にはライトトラップで捕獲する。