ヒカゲノカズラ綱とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ヒカゲノカズラ綱の意味・解説 

ヒカゲノカズラ綱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 08:28 UTC 版)

ヒカゲノカズラ綱(ヒカゲノカズラこう、学名:Lycopodiopsida, Lycopsida: lycopsids)は、全ての現生小葉植物ヒカゲノカズラ目ミズニラ目イワヒバ目)が含まれるである[5]。かつて伝統的分類ではシダ植物門 Pteridophyta の一綱とされた。ヒカゲノカズラ類(石松類)を中心とした維管束植物の群ですべて小葉を持ち、リコプシダとも呼ばれる[5]デボン紀を中心とした化石植物群であるゾステロフィルム綱とともに小葉植物に含められ、現生植物では小葉植物亜門と指す範囲が一致する[4]。ゾステロフィルム類の位置に関しては議論があり[6]、本群ヒカゲノカズラ綱を指して小葉類や小葉植物類と呼ぶこともある[5]


  1. ^ a b c Lycopodiopsida”. NCBI. 2021年6月25日閲覧。
  2. ^ a b PPG I 2016, pp.563-603
  3. ^ Cronquist, Takhtajan & W. Zimmermann 1966, pp.129-134
  4. ^ a b c 巌佐ほか 2013, p.1642
  5. ^ a b c 巌佐ほか 2013, p.1454
  6. ^ Hao & Xue 2013, pp.205-262
  7. ^ a b Field et al. 2015
  8. ^ a b c Weststrand & Korall 2016b, pp.2160-2169
  9. ^ Kenrick & Crane 1997, p.239
  10. ^ ギフォード・フォスター 2002, pp.113-181
  11. ^ DiMichele & Bateman 1996, pp.535-552
  12. ^ a b 海老原 2016, pp.260-270
  13. ^ Zhou et al. 2015, pp.360-389
  14. ^ Baillie et al. 2004
  15. ^ 岩槻 1975, pp.157-193
  16. ^ Yatsentyuk et al. 2001, pp.1068–1073


「ヒカゲノカズラ綱」の続きの解説一覧

ヒカゲノカズラ綱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 02:32 UTC 版)

PPG I」の記事における「ヒカゲノカズラ綱」の解説

ヒカゲノカズラ綱 Lycopodiopsida Bartl. 3目18属、推定1,338種からなる単系統群

※この「ヒカゲノカズラ綱」の解説は、「PPG I」の解説の一部です。
「ヒカゲノカズラ綱」を含む「PPG I」の記事については、「PPG I」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ヒカゲノカズラ綱」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヒカゲノカズラ綱」の関連用語

ヒカゲノカズラ綱のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヒカゲノカズラ綱のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヒカゲノカズラ綱 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのPPG I (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS