パリーグ球団の高校出身選手獲得
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 16:39 UTC 版)
「希望入団枠制度」の記事における「パリーグ球団の高校出身選手獲得」の解説
高校出身選手は、逆指名の対象外だった。そのため、人気・資金力が低いパリーグの球団が、高校出身の有力選手を、ドラフトで積極的に獲得する事例が相次いだ。松坂大輔(横浜高校→西武、1998年1位)、ダルビッシュ有(東北高校→日本ハム、2004年1巡目)などは、その代表例である。ロッテは、小林宏之(春日部共栄高校出身、1996年4位)、今江敏晃(PL学園高校出身、2001年3巡目)、西岡剛(大阪桐蔭高校出身、2002年1巡目)など、高校出身選手を戦力として育成し、彼らは2005年の日本一に貢献した。これは、球団の不人気で、逆指名やFAで思うように即戦力を獲得できなかった実情の裏返しだった。
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